ニュース
The Huffington Post
Googleニュース(製品・サービス)

Arianna Huffington曰くオンラインジャーナリストは強迫神経症かも(ひとつのニュースに異様にこだわりすぎ)

次の記事

みんなが絶望視していたImeemが資金を調達して新しい形の音楽ビジネスに挑戦へ

Arianna Huffingtonが今日(米国時間5/6)、上院の通信とテクノロジとインターネット小委員会の“ジャーナリズムの将来”に関する公聴会で証言した。上院はニュース報道の未来、とくに新聞に関して懸念を抱いていて、国が新聞業界を救うべきか、救うためには何をすべきかを検討している。証言台に立ったのは、Googleの検索製品とユーザ経験担当副社長Marissa Mayer、John S. And James L. Knight財団のCEO Alberto Ibargüen、The Wireの脚本家でプロデューサー(元Baltimore Sunの社員)のDavid Simon、The Washington Postの元編集主幹Steve Coll、The Dallas Morning Newsの発行人でCEOのJames Moroneyらだ。彼らの証言の記録をここで見ることができる。

Huffingtonは証言の中で、従来型のメディアは注意欠陥障害を抱えていて、“ひとつの記事を…どんなに良い記事でも…できるだけ早く捨てて次の大物記事を追おうといつも焦っている”と述べている。これに対してオンラインジャーナリストたちは強迫神経症で、“ひとつのニュースにいつまでもしがみついて、それを骨までしゃぶり尽くすまで手放そうとしない”そうだ。彼女によれば、この二つの疾患を融合できれば、もっともふさわしい形のジャーナリズムを作り出せるという。

Huffingtonの持論は、ジャーナリズムの未来はリンクの経済、検索エンジン、オンライン広告、報道への市民参加、そして財団型の研究調査基金を基盤として成り立つ、というものだ。メディアがこれらの機能を揃えて持たなければ、これから生き延びていくことは難しいと彼女は警告する。

HBOの人気連続ドラマ”The Wire”を作ったDavid Simonは、ブロガーたちの軽薄な文章を取り上げて、彼らは新聞記者と違って現場の泥にまみれていないと言う。裁判所でブロガーの姿を見かけたことはないし、彼らが警官と一緒にバーで飲んでいる姿を見たこともないと彼は言う(ニュースソースとの関係構築努力がない)。それは、ベテラン新聞記者とブロガーの大きな違いだと。混み合った法廷で彼はどうやってブロガーを見分けるのか、それについては一言もなし。

Dallas Morning NewsのJames Moroneyは、新聞社に対する減税措置、独禁法を緩和して複数の新聞社による共同配信の実験を可能にする、インターネット上のコンテンツの無料配布に対する規制、などを提案した。まったく、だめなアイデアばかり。

Marissa MayerはGoogleとGoogle News(ForbesのCEOで会長のJim Spanfellerは、“Googleは寄生虫だ”と言った)を熱心に擁護した。“Google NewsとGoogleの検索によってニュース源となっている新聞社のページへのクリックが毎月10億以上発生している。新聞社にとって巨大な価値のあるこのサービスは、完全に無料である。新聞社はこのWeb上のトラフィックを利用して読者を増やし、そのほかの収益を上げることもできる…”。Googleは最近、A.P.などのニュース企業やForbes誌などから、広告収入を“タダ取りしている”(素材に金を払っていない)とたたかれていた。

国はジャーナリズムを救えるだろうか? いや、国がそんなことをすべきだろうか?

[原文へ]

(翻訳:hiwa)