Ning Appsは、SNSプラットホームに新次元の柔軟性と力をもたらす

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Ningのソーシャルネットワーク構築プラットホームが、今日(米国時間5/6)大幅に強化されようとしている。プライベートベータを開始するNing Appsは、新しいアプリケーションスイーツで、ネットワーククリエーターがわずか数回のクリックで自分のネットワーク全体にアプリを配布できる。これについてはずっと前から噂があった。しかし、何十万というソーシャルネットワークを抱えているNingの性格上、個々のネットワーククリエーターから全く異なる要求が出てくることが多かった。これで、全員(あるいはほぼ全員)を喜ばせることができる。

スタート時点でNing Appsは、90種類の新機能をネットワーククリエーターに提供する。さまざまなウェブサービスのわたる52社のデベロッパーが作ったものだ。これでネットワーククリエーターは、TokBoxを使ってビデオチャットを組み込んだり、Wildfireでコンテストを開催したり、Wikiを作ったりすることができる。しかも、ネットワーク管理者は収益化オプションを簡単に組み込むことができるので、Cartflyで物品を販売したり、Amiandoなどのチケット発行アプリを通じてチケットを発行したりできるようになる。

Ningはデベロッパーにとっても魅力的なプラットホームになるだろう。MySpaceなどのソーシャルネットワークと異なり、Ningのネットワーククリエーターがアプリケーションを配布する場合、一度に〈全ユーザー〉に配布できるオプションがある。そして、50万人以上のメンバーを抱えるネットワークも存在する現在、これは飛躍的なユーザー増加を意味する。アプリケーションはOpenSocial標準をベースに、ネットワーク全体への配布に合わせて一部修正が加えられている。それでも、変更はほんのわずかであり、Ningによると、デベロッパーたちは他のソーシャルネットワークから2~3日で移植しているという。

アプリケーションは、明日まず少数のネットワーククリエーターに対して公開され、月末までに全員が利用できるようになる。スタート時点では、あらゆるアプリが無料でインストールできるが(Cartflyのように金銭が関わるアプリの中には、取引時に収益分配を行うものもある)、将来Ningがプレミアムアプリケーションを配布することも十分考えられる。

ネットワーククリエーターたちはこれまで、追加機能を利用するためにはサードパーティー製アプリケーションを使う必要があった。しかし、Ningはそれをサポートしておらず、結局完全にサイトから削除されたものも中にはあった。CEO Gina Gianchiniは、Ning Apps経由でアプリケーションをインストールしているネットワーククリエーターは、アプリが宣伝どおり動作することに「絶対的信頼」をおいてよいと言っている。

Ning Appsの公開以外でも、Ningは実にうまくいっているようだ。最近同サイトでは100万ネットワーク構築を達成(うち20万がアクティブ)し、ネットワーク全体で毎日8万5000~10万人の新規ユーザーがあるという。

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(翻訳:Nob Takahashi)