握手は野蛮で不潔な風習だ―もうきっぱり止めよう!

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私は時折この場を借りて長年気にかかっている問題について文句を言ってみることがある。私はeメールボイスメール名刺などに文句を言ってきた。しかしこれらの問題を全部寄せ集めたよりもずっと私が気に入らない風習が一つある―みんながいたるところやっている握手だ。

私は汗でじっとり濡れた手の握手のことだけを言っているのではない―そういうのはもちろん背筋がぞっとするが。乾いた手でしっかり握る普通の握手でも私はイヤなのだ。もう、こういう風習は止めにしてもらいたい。

握手という風習はたいへん長い歴史があるらしい。Wikipediaによると、紀元前2世紀に遡るそうだ。われわれがよく耳にする握手の起源の説明は、互いに武器を持っていないことをみせるためだというものだ。たいていの人間は右利きだから右手にナイフを持つ。そこで右手で握手するようになったという。

起源がどうであれ、今日では握手しなければならない理由などない。その点Qwertyキーボードみたいなもので(活字のバーが絡まりあわないよう、わざと打ちにくい配列にしてある)、単に昔の名残であるだけでなく、現在ではかえって能率を下げるものになっている。キーボードはまだ我慢できる。しかし握手でインフルエンザだの風邪だのをうつされるのは御免こうむりたい。

握手が病原菌を拡めるのはまぎれもない事実だ。他人と握手をした手で鼻や口に触れると病気がうつる可能性がある。ありがたくない話だ。しかし握手を拒むというのはとんでもない 侮辱と取られるので、嫌でも握手しないわけにはいかない。目の前に手を出されたら、他の誰かれ同様、私もその手を握らざるをえない。

私は握手するとその後ずっと気になっている―手を洗うまでどうしても気になるのだ。会議の席などで大勢の人間と握手しなければならないときがある。そのあと洗面所に駆け込んで手を洗って帰ってくる。しかしこれはやっぱり目立つ。お前は変だと言われる。いや相手のことを不潔だと思っているとかではない―たんに病気になりたくないだけなんだと説明する。病気で寝込むと私のビジネスは打撃を受ける。その上、他の社員にまで病気をうつしたら余計ひどいダメージになる。

注意深く観察していればすぐに気付くことだが、トイレで用を足した後で手を洗わない人間は多い。そんな奴は刑事罰ものだ。私は毎週10回くらい「ちょっと風邪ぎみなんで」などと言い訳を言って握手しないですませることがある。

そういうわけで「握手をしない」という新しいトレンドを作りたいものだ。代りに拳を打ち合わせるのでもいいし、敬意を込めた会釈でもいい。日本風のお辞儀だって握手よりはいい。Foxニュースの記事には握手の代替案がいろいろ示されているが、肘の先を打ち合わせるのは御免こうむりたい。それ以外なら我慢できそうだ。しかし私は部屋中の人間とバイキンの交換をするのは絶対にイヤだ。握手という、バイキンの交換にしか役に立たない古代の不潔な風習を、われわれはもうきっぱり止めようではないか。

握手の歴史について調べてくれたLaura Boychenko に感謝する。まったく信じがたいほど異端な風習だとわかった。

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(翻訳:Namekawa, U)