Twitterの記事はこれが最後(今日のところは。たぶん)

次の記事

MySpaceでレイオフ

picture-18最近TechCrunchに寄せられているコメントを見ている方は、われわれのTwitterの取り上げ方に対して反発があることをご存じのことと思う。コメントというのはいつもそうなのだが、声の大きい少数意見が徐々に形になって不満になる…何度でも繰り返して。そのことは問題ない。多くの場合、コメントは楽しめるし、時には見識あるものもある。Twitterの取り上げ方に関しては論争したこともある。数ヶ月前のことだ。しかし、今やこのサイトでTwitterの話題を一番に取り上げているのは私のようなので、この週末の午後を費して論争に参加してみようと思う。

要するにこれほどしょっちゅうTwitterについて書くのは、今これが重要であり関心事だからだ。報道機関から映画スターまで、地震から火事まで、FacebookからGoogleまで、 誰もがTwitterについて、Twitterに対して、Twitterを使って話しているかのようだ。これは集団コミュニケーションの時代で最新のメディアだ。Twitterは、人々がウェブを使って他の人々とつきあう方法を根本から変えようとしている。このあきれるほど簡単で、何が核心なのかよくわからないようにみえるサービスが、私には、今の荒涼とした時代にあって、数少ない感動的な製品に思える。

Twitterがこれほどうまくいっている理由はシンプルだから、というだけの意見には賛成できない。ページの先頭に「いまなにしてる?」と書かれていることに、惑わされる人もいるかもしれないが、Twitterはおよそどんなものにでもなりうる。だからこそすばらしいプラットホームであり、多くのスタートアップがその上に物を作ってくれる。そういうスタートアップこそが鍵だ。Twitterがこれほど熱いのはそのおかげだ。毎日のようにTwitterの上で何かが始まっている。記事になるものもあればならないものもある。ばかばかしいものもあれば、よくできているものもあるし、ちゃんと使えるものもある。しかし全体的にみて、このプラットホーム周辺で起きている活動のレベルには驚くべきものがある。

そしてその活動が、このシステムの成長を支え、Twitterにとって最も重要な活力源である「情報」を送り込む。このリアルタイムな情報こそがTwitterの最も価値ある資源だ。そして、まもなくTwitterが、自社の検索システムを使ってさらに面白いやり方で探り出そうとしているのが、その情報だ。多くの人々にとって役に立つはずだ。さらにそこから別のイノベーションやスタートアップが生まれる。

考えてみてほしいのだが、一社のスタートアップがこれほどまでに他のスタートアップに影響を与えたことがあっただろうか。多くはないし、ここしばらくは出てこなかった。Facebookがそうだろうし、その前にはもちろんGoogleがいた。しかし、今Twitterがやっているような形で、他の人たちの行動を変えるような会社は多くない。

それが、このサービスについてあれほど頻繁に書く価値があると考える理由だ。重要なのはTwitterという製品だけでなく、Twitterという発想、そして変革の触媒としてのTwitterだ。Twitterは業界をひっかき回した。一企業がそんなことをすることろを見るのは、この上なく刺激的だ。ほぼ間違いなくこれに続く混沌によって新しくてすごい何かが生まれるからだ。その「新しくすごい何か」こそが、テクノロジーのあるべき姿であり、これまでも必ずそうだった。

だから、注意してみれば、過去数年の間に大きく話題にされ、記事が多すぎると不満を呼んだテクノロジーはTwitterだけではないことがわかる。Googleがそうであり、Facebookも、iPhoneもそうだった、そしてApp Storeも。全部に共通しているものは何だろうか。どれも派手にかき回してきた。どれもすばらしい製品で、大人気を呼び、業界に変革を引き起こした。Twitterはその最新作にすぎない。もちろんこれが最後ではない。

その新しい何かが出てくるたびに、われわれは注目し、執拗に取り上げる。それが重要だからであり、われわれが夢中になれるからであり、大半の読者の関心事でもあるからだ。

ちなみに、われわれは今日のNew York Timesとちがって、Twitter周辺にいる人たちが飲みに行ったところをあれこれ書くようなまねはしていない。今のところは。

[写真出典:flickr/ndanger

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)