DocStocがベータを脱してDocCash(広告収入折半), APIの公開, ブログふうホームページで猛チャージへ

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1年半前に本誌の最初のTechCrunch40大会でデビューしたドキュメント共有化サービスDocstocが、いよいよベータを脱してホームページのデザインを一新、APIを公開するとともにDocCashと呼ばれる収益分配方式の運用も開始した。このサービスは健全に成長していて、現在は、アップロードされたドキュメントが300万種、comScoreによると合衆国内の月間のユニークビジター数は160万だ(同社が内部的にGoogle Analyticsを使った結果では全世界のユニークビジター数は480万だ)。

DocStocはそれでもまだ、ライバルのScribdに比べると相当小さいが、何かを変えることによって追いつきたいと願っている(Issuuもやはりドキュメント共有化サービスだが、ここも機能を次々と増やしている)。利用を活発にし、ドキュメントのアップロードの質を高めるために、DocStocはDocCashを導入する(その詳細はこのリンク先を見て)。今後は、AdSenseの収益を、ドキュメントをアップロードしてサービスに同意した者と折半する。今は広告はDocstocのページに出るだけだが、いずれは埋め込みのFlashプレーヤーにFlashによる広告も含める。

DocStocはまた、ホームページのデザインをブログふうに変えた。ホームページで紹介する呼び物ドキュメントは編集部のチームが選び、画像を多くし、ドキュメントのカテゴリ(ビジネス、テクノロジ、法律、時事など)を左に並べる。元TechCrunchのライターでWebデザイナーのMark Hendrickson がこの新しいホームページを作った。前よりすっきりしているし、今どんなドキュメントやその関連のニュースが話題になっているか分かるのも良い(下にバラク・オバマの確定申告を埋め込んだ…彼の昨年の所得はなんと$2.7M(270万ドル)だ!)。

さらにDocStocはAPIを公開して、ほかのサイトがDocStocの機能を利用できるようにする。このAPIを使うと、ドキュメントのプレビューや埋め込み、検索、DocStocのドキュメントビューワーの利用、ドキュメントをDocStocへ直接アップロードする、などのことができる。.

DocStocがScribdに追いつきたいなら、もっと機能を充実させるとともに、つねに良質のドキュメントがアップロードされるように努力しなければならない。APIの公開やDocCashもよいが、アップロードのスピードなど細かいことも重要だ(DocStocへのアップロードは速いと感じたが)。それに、人気が上がると頭痛も増える。すでに著者たちは、本に対する海賊行為に不平を言い始めている。著作権付きの作品をアップロードすることはDocStocでもScribdでもサービス規約に違反するが、何百万ものドキュメントがあるようになると、見落としのない監視がものすごく難しくなる。


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(翻訳:hiwa)