ニュース
iLike

iLike、ミュージシャンがファンと交流するためのiPhoneアプリをセルフサービスで制作できるプラットフォームを発表

次の記事

Google、RDFaをサポート―構造化されたセマンティック・ウェブへ一歩を進める

人気の音楽発見サイト、iLikeにはソーシャル・ネットワーク内に膨大なユーザーがいるが、今夜、ミュージシャン向けにSNSへのコンテンツ配信管理サービスをローンチした。iLikeを利用しているアーティストは、単一のコントロール・パネルからTwitter、Facebook、MySpace、YouTubeに同時にコンテンツを配信することができるようになる。これに加えて、iLikeはアーティスト向けにセルフサービスでiPhoneアプリを作成できる新しいプラットフォームも発表した。アーティストはこのプラットフォームを使えば、技術的知識がなくても簡単にApp Storeにコンテンツを登録できる。

おそらく読者の多くはiLikeでプレイリストを作りストリーミングを利用しているだろうと思うが、実はこのサービスには30万のアーティストがコンテンツ配信のために登録している。今日の発表以前、複数のSNSへの配信の管理は、Facebookアプリ、iGoogleウィジェット、iTunesプラグインをそれぞれ使わねばならず、かなりやっかいだった。今回発表されたコントロール・パネルのおかげで操作ははるかに簡単になった。

今回の重要な改良のひとつは、アーティストのFacebookのホームページにMusicというタブが追加されたことだろう。このタブを開くと、アーティストは音楽、ビデオ、コンサート情報などを管理することができる。(従来はFacebookのiLikeアプリを利用しなければならなかった)。iLikeはまたTwitterのサポートも拡張し、アーティストは自分のTwitterメッセージを外部からインポートし、SNSのプロフィールページに配信することができるようになった。あるいはiLikeのコントロールパネルから直接Twitterメッセージを発信することもできる。

さらにアーティストは別々にアップロードすることなく、iLikeとYouTubeでビデオを同期させることができるようになった。またアーティストはiLikeのコントロール・パネルから独自ドメインのウェブサイトを作成し、さらにコンテンツを直接Ticketmasterのプロフィール・ページにアップロードすることができる。iLikeのコンサート・アプリとMySpaceのイベント・ページから直接コンサートのチケットが購入できるようになったのも便利だ。友達の誰がそのコンサートに行くか知ることができるなどソーシャル機能も追加された。

最後に、今回発表された最大の新機能を紹介しよう。iLikeはアーティストが自分でiPhoneアプリを作成できるプラットフォームをリリースした。このプラットフォームから写真、音楽、ブログ、その他のコンテンツを即座にApp Storeにアップロードすることができる(下のデモ参照)。iLikeはアーティストに1回かぎりの料金 $99を請求する。有料アプリの場合はアーティストとiLikeの間で収入を分配する契約を結ぶことになる(現在は50/50の折半)。アプリを無料で配布する場合、アーティストは当初の$99以外、料金を支払う必要はない。iPhoneは急速にミュージシャがファンと交流する強力なチャンネルになってきた。マイナーなバンドもぜひApp Storeに登録したいと考えるようになっている。しかしこういった需要に対応するのはiLikeだけにとどまらない。Mobile RoadieKyteもセルフサービスでiPhoneアプリを作成する似たようなプラットフォームを提供し始めている。



[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)