Microsoft曰くSilverlightのインストール総数はFirefox+Safari+Chromeよりも多い

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MicrosoftのSilverlightはAdobe Flashの対抗馬だが、今日(米国時間5/18)同社が発表したデータはそのこととは無関係だ。その発表で同社は(というか同社のPR会社は)、Silverlight 2はインストール総数が3億にのぼり、インストールされているマシンの台数はFirefoxとSafariとChromeの総インストール数を上回ると言っている。つまり、宣戦布告だ。

もちろんそれは、裏を返せば、Microsoft製のブラウザInternet Explorerのインストール総数のことにきまっているが、マーケットシェアは落ちていてもIEが今なお全世界で圧倒的多数であることは事実だ。でも、MicrosoftがInternet Explorerと言わずにSilverlightと言って、なおかつ、ほかのブラウザの名前を挙げるのは少々おかしい。Silverlightはそれらすべてのブラウザの上で動くし、それだけでなく、生き残るためにはユーザとして、お客さんとして、全ブラウザを対象にしなければならないはずだから。

印象的なのは、Silverlightの大きなインストール総数がバージョン2の数であることだ…それはリリースされてまだ半年ぐらいしか経っていない。この大きなインストール数は、間違いなく、全米大学バスケやオバマ大統領の就任式など最近ののビッグイベントが、Silverlightを使ってストリーミングされたからだろう。真の敵であるFlashと対抗していくためには、今後も、このようなビッグイベントのストリーミングの契約を取っていくことが必要だろう。Flashは合衆国のWebにアクセスできるコンピュータのなんと99%に採用されているから、笑ってしまうぐらいすごいね。

Silverlightのビッグパートナーの一つがメジャーリーグベースボールのMLB.comとそのライブストリーミングサービスだった。しかし昨年の11月にMLBは、Silverlightを捨ててFlashに鞍替えした。そのときの公式発表は、Flashのほうが性能が良いと言っているが、具体的な説明はない。しかしその後MicrosoftはSilverlight 3のベータバージョンを発表し、昨年のオリンピックの中継でエミー賞まで取ってしまった

Microsoftの推計によれば、Silverlightの上で開発や設計をしている人たちは全世界で約30万人だ。でも、Flashに代えて人びとにSilverlightを使わせるためには、そんなことよりもビッグイベントの契約取得が重要だろう。ぼくも、そういう“人びと”の一人だけどね。ぼくのコンピュータの上にSilverlightがあるのは、Netflixの映画を見たいからだ。NetflixはSilverlightにとってビッグなパートナーだし、しかもずっと永続性がありそうだ。NetflixのCEO Reed Hastingsは、Microsoftの社外取締役だからね。

Microsoftは最近、同社のSilverlightブログを模様替えし、それについて読者からのフィードバックを求めている。

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(翻訳:hiwa)