インタラクティブ広告業界団体のIAB、ソーシャル広告の標準化へ

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編集部より:Nick Gonzalezは、「群衆力広告」サービスを作っているSocialMedia.comのマーケティング担当ディレクターを務める。

Interactive Advertising Bureau(IAB)[米国のインターネット広告業界団体]が標準化に乗り出すまで、オンライン広告の世界にはあらゆる表示フォーマットが氾濫していた。1996年にIABがIAB標準を制定して、広告代理店は、さまざまなサイトのメディアを買う場合にクリエイティブを調整する必要がなくなった。

オンラインメディア購入の効率が上がった。重要なのは、これで広告主が広告のフォーマットではなくメッセージに集中できるようになったことだ。今日(米国時間5/18)IABがさらに一歩踏み込んで、オンライン広告に明確な基準を作るべく、ソーシャルメディア広告のためのベストプラクティス集を新たに発行した。TwitterやMySpace、Facebookなどのソーシャルメディアサービスを、ここまで普及させたこの種のソーシャルな機能を実現することにかけて、広告業界は消費者に大きく遅れをとってきた。

私はソーシャル広告を作る会社の一員として、IABがソーシャル広告の新しいベストプラクティスを公開して市場の調和をはかろうとしていることを大いに喜んでいる。90年代にIAB標準がオンライン広告を効率化した時も同じだった。

そのベストプラクティスは、今日(米国時間5/18)行われたカンファレンスで発表されたもので、ソーシャル広告要素の定義、ソーシャル広告のサンプル、消費者のオプトインにおける推奨事項、プライバシー標準のガイドラインなどから成る。IABはソーシャル広告を次のように定義している。

消費者の同意を得て表示したり共有することが可能なユーザーインタラクションを組み込んだオンライン広告。そうして作られた広告は、このインタラクションをユーザーのペルソナ(写真や名前)と共に広告内に表示する。

ソーシャル広告の要素には、プロフィールデータ、ソーシャルターゲティング(広告を友だちに広めるように薦める)、広告内でのソーシャルインタラクションなどがある。IABのガイドラインには、どのデータが友人と共有されるのか、どのようなコンテキストでなのかに関してユーザーがコントロール可能であること、ソーシャル広告が明確なオプトイン方式を取るべきで、いつでもオプトアウトできるオプションを用意することなどが明記されている。

ソーシャル広告が広く受け入れられるためには、信頼が不可欠であるため、消費者にとって、自分のソーシャルな繋がりを通じて何が共有されるかを見通すことができ、コントロールできることが重要である。

この標準は、151社218名からなる委員会(うん、楽しかったよ)によって制定された。参加企業の一部は次のとおり。MySpace、Microsoft、Google、Facebook、SocialMedia.com、CBS、Accenture、PriceWaterhouseCoopers LLC、Condé Nast Digital、IDG Entertainment、Nielsen Online。


Social Media Ad Standards

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(翻訳:Nob Takahashi)