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Tailrankがついにデッドプールに落ちたがそれを支えていたプラットホームは生き残る

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誰にとっても意外ではないニュースだが、このところ行き詰まっていたニュース集積サイトTailrankが公式にデッドプール入り(英語)(日本語記事)し、親会社は買い手を探している。このサイトを支えていた会社は、損失を最小限に抑え、経営努力をSpinn3rに集中する決定をした。研究者やデベロッパなどがTailrankの上で大量のブログデータを一望にできたのも、Spinn3rが裏方としてせっせと仕事をしていたおかげだ。Tailrankの逝去に伴い、Spinn3rは今日(米国時間5/19)、大幅なアップグレードを発表した。それには、バックエンドとアーキテクチャの更新、そしてユーザインタフェイスの刷新が含まれる。

Tailrankは2005年の終わりに、ニュースの自動集積サイトとしてロンチしTechmemeなど既存の類似サービスと競合することになった。2007年の半ばには、このサイトのユーザがほとんどいないことが明らかになり、それから数週間後には同サイトのテクノロジ欄が空白になってしまった(そこで本誌は、このサイトをデッドプール(英語)(日本語記事)に入れるべきかと読者に質問した)。数か月後に行われたアップグレードも効果がなく、今ではこのサイトを訪ねても見えるのはエラーページだけだ。

しかし、Tailrankが一般消費者の視界から去っても、そのバックエンドは生き続ける。同社は2007年の初めにSpinn3rというテクノロジプラットホームをスピンオフし、デベロッパや研究者たちがこのサイトでブログをインデクシングしたり、データのランク付けができるようにした。このサイトはその後、いくつかの有名大学やスタートアップたちが利用するようになり、自前でクローラを動かさなくても大量のデータにアクセスできるサービスとして高い評価を得た。

今日(米国時間5/19)のSpinn3r 3.0のリリースで、新たに管理コンソールが導入され、ユーザがより容易にSpinn3rのデータを選り分けられるようになった(同社によれば、以前から強力なAPIを提供しているが、それを使いこなせない顧客もいるので、今回のようなパネルをそういう顧客のために提供することになった)。このほかの新しい機能として、コメントにアクセスするAPI、ブログ上の新規コンテンツの追跡機能の改良(pingをサポートしていないブログでもOK)、過去の投稿のアーカイブの大型化、実行性能(パフォーマンス)の向上、などが挙げられる。

Spinn3rは、研究者たちがこのプラットホーム上で構築しているアプリケーションを詳しく説明している。その一つが、University of North Texasが作ったSwine Flu Tracker(豚インフルエンザ追跡システム)だ。

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(翻訳:hiwa)