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札幌インフィニティー・ベンチャーズ・サミット(パート2:その他のサービス紹介)

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Facebookの会社評価額、再び上昇―今や$10Bに

ivs_sapporo札幌で行われていたインフィニティー・ベンチャーズ・サミット(IVS) が幕を閉じた。このアジアで最重要級ウェブイベントのローンチ・パッド(新製品紹介の場)には計12社のスタートアップが参加し、われわれもこの目でそれを確かめてきた。審査員による最優秀賞には、3DモデルメーカーのMotionPortraitが選ばれた。以下、2~5位には、グラフ共有サービスのVizoo、レコメンデーション・エンジンのDeqwas、写真管理サービスのCerevo、バーチャルワールドのAmeba Piggが続いた。入賞サービス各社についてはここで読むことができる。

他の7社によるプレゼン内容を簡単にまとめてみた(中には入賞者より期待できるものもある)。

logo_paradise_paintballParadise Paintball
3DソーシャルゲームのParadise Paintballは、このショウでの私の個人的イチオシだ。韓国と中国が拠点のCmuneが開発した。この一人称シューティングゲームは、プレゼンターのBenjamin Joffeが「3DゲームのためのYouTube」と呼ぶソーシャルゲームプラットホームの一部だ。Cmuneではマルチプレーヤー、マルチプラットホームのゲームを、バーチャルグッズの販売を主たる収入源として提供したいと考えている。Paradise Paintballのユーザーは、このゲームのFacebook appで、 同じゲームのAppleデスクトップ用ウィジェットを立ち上げている友人とプレーすることができる。

このゲームをプレーするためには、3DプラグインのUnityをインストールする必要があるが(FlashやShockwaveでは実現不可)、すでに約100万人がインストール済みだ。このプラグインが、a) 非常によくできていることと、b)あらゆるウェブページで配布可能であることを考えれば納得できる数字だ。

デモビデオはこちら。

Paradise Paintball 2.5 プレビューVimeoShaun LelacheurSales提供)

Paintica
「ソーシャル・ストリートアート・サービス」のPainticaは、当初から世界中のユーザーを見据えている。基本的な考え方は、さまざまなペイントツールを使用し、ユーザー同志が協力してGoogleストリートビューの上にミラーワールドを作っていくものだ。ユーザーは建造物や道路その他のストリートビュー上の物体にフリーハンドでお絵描きすることもできる。

マッシュアップのアイディアとして面白いと思うが、どこまでモノになるのかはまだ予想がつかない。Painticaは、東京のモバイルウェブ会社のKlabのプロジェクトだ。

Zeke CMS 4.0
Ubiquitous Entertainment CEOの清水 亮氏が、同社の携帯電話用CMSシステム、Zeke 4.0のティーザー宣伝を行った。清水氏が、来月行われるIT関連イベントであるInterop Tokyo 2009で同製品の次期バージョンを発表すると言った以外に見るべきところはあまりなかった。

lang_8Lang-8
言語学習サイト、Lang-8のCEO 喜洋洋氏が同社のサービスを紹介した。Lang-8は、日本のサイトとしては非常に珍しく多言語対応しているのがウリだ。現在英語、ドイツ語、中国語、韓国語、スペイン語をはじめとする13ヵ国語が使える。

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言語の学習者がお互いにブログ記事を添削しながら自分の母語を教え合う。喜氏によると、2006年夏にスタートして以来165ヵ国からユーザーが参加しているという。

tmix_logotmix
tmixでは、ネット上で自分だけのTシャツを作って、そのデザインを他のユーザーに見せたり販売したりできる。ペイントツール群を使って既存のデザインを「リミックス」することもできる。目新しいことは何ひとつない

Jingoo
東京に拠点を置くMetaCastは、ウェブサイトをアクセスするたびに何か特別な情報を提供するというウィジェットによるソリューションを発表した。Jingoo(未公開)では、ユーザーのウェブブラウザーの上に「インテリジェント」ウィジェットが置かれる。例えば地図サービスに行くと、Jingooウィジェットが、その地域の近くにあるレストランをお薦めしてくれる。

MetaCastは、Jingooの英語版を7月に公開する予定。 他にもClearspringをはじめ、コンテキスト連動型ウィジェットを提供している会社は数多くある。Firefox拡張機能のDeckkr(昨年のTC50デモピットでデビュー)も似たような機能だ。

pankakuPankaku

iPhoneアプリメーカーのPankakuが、オートバイゲームのヒット作“Light Bike”を売り込んでいた。ちょっと面白そうなだったは、同社が発表したiPhone用のゲームネットワークで、カスタム化できるアバターと、バーチャルアイテム用支払いシステムを提供するもの。

IVSは年2回開催され、各国から総勢300~400名くらいの参加者がある。東京のVC会社、Infinity Venture Partnersでは、今年11月にも完全招待制のイベントを企画している。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)