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Navifyはウィキペディアに写真とビデオとコメントを付けるインターフェース

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navify_logoウィキペディアが、文字情報は豊富だがビデオは無いし画像も殆ど無いことに不満を感じたことはないだろうか。たとえばWikipediaでSonyのRollyを引くと、このデバイスが「タマゴ型のロボットデジタル音楽プレーヤー」であると説明されている。Rollyを見たことのない人にとって、この難解な説明はあまり役にたちそうにない。Wikipediaで説明を読んでから、YouTubeやGoogleイメージ検索に飛んで、実際の外観がどうなのかを見なけければならない。

そこで出てきたのが、新サービスのNavifyだ。今日(米国時間5/27)公開ベータを開始した同サービスは、Wikipediaの各項目に、画像やビデオ、ユーザーのコメントを加えて付加価値をつけるものだ。たしかに実に具合がよい。Navifyで”Sony Rolly”を検索すると、 本家Wikipediaのテキストに加えて、何百という関連画像ビデオ(FlickrとYouTubeから取ってくる)が、Navifyが各項目の上に付けたタブをクリックすることによって表示される。“Pulp Fiction”を引くと、Wikipediaの記事そのもののほかに、スクリーンショット、表紙、ポスターや映画の予告編を集めてくる。おわかりいただけただろうか。

このサイトはWikipediaのプラットホーム上に、補足的メディアと議論のレイヤーを重ねるという発想で作られていて、FriendfeedでTwitterのつぶやきについて議論できるのと似ている。Wikipediaと同じく、編集は匿名で行われる。関連付けられた画像とビデオは、誰でもアカウントを作る必要なく編集が可能だ。NavifyのCEO Alan Rutledgeは、開発の動機についてこう語った、「世界中の人たちが協力して無料の百科事典を作れるのなら、みんなでこれに絵を入れればもっと便利にできるのではないか」。

Navifyの真骨頂は、訪問者が300万近い事典項目について議論できるスレッド化したコメントシステムにある。項目ひとつひとつが、いつでもコミュニティになる。WikipediaのBarack Obamaの項目には、先月だけで77万人が訪れている。

Wikipediaと同じくNavifyも、きわめて広い範囲のユーザーにアピールするサービスだが、特にブロガーやジャーナリスト、科学者、学生など、ある項目についてさまざまな種類の情報とデータを、一箇所で集める必要のある人たちにぴったりのオンラインリソースだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)