Mahaloはトピックページを作ったユーザにお金を払う

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Jason Calacanisは彼が”スキーボール(skeeball)経済”と呼んでいるものをMahaloに注入したいと思っている。Mahaloは、ユーザが求めるトピック(話題)に関連したページを作ったり検索したりすることを高度に専門的に行うサイトだ(内幕情報: Calacanisは本誌主催TechCrunch50大会の共催者だ)。2年前にMahaloを立ち上げて以降、Mahaloコミュニティと呼ばれるスタッフやボランティアたちはおよそ10万のトピックページを作り、それらの多くがGoogleの検索で結果の上位に出る(Mahaloのトラフィックの約2/3が検索エンジンからだ)。しかしMahaloは今、ページの作成で壁にぶつかっている。彼らのWikiふうのやり方はあまりに遅くて複雑なのだ。そこで今日(米国時間6/2)Mahaloは、ページづくりをもっと簡単にし、…ここからがスキーボール経済だが…、人びとに”Mahaloドル”で報酬を与えるための、完全に新しいデザインをロンチした。

Mahaloドルは最初はCalacanisが彼のQ&AサイトMahalo Answersで配布し始めたもので、1ドルを本物の通貨75セントに換金でき、あるいはそのまま貯めてMahalo内で使うこともできる。Mahalo Answersのユーザは先月100万を突破し、Calacanisはその上の活動をすべてMahalo本体に移したいと思った。そこでこれからは誰もがトピックを提起でき、そのトピックやキーワードによる検索結果のページを作れる。ページごとにエディタがあり、MahaloがページのAdSenseの収益の半分をもらう。1ページの年間収益は20ドルから50ドルぐらいだろう。100ページ作ったら、けっこうなお小遣いになる。

ページをたくさん作ればポイントをたくさんもらえて、白帯から黒帯に昇段する。段が上がれば特権も増える。ある段階に達すると、ほかの会員とページの売買ができる(もちろんMahaloドルを使う)。Mahaloはエディタの中に適当なリンクや画像、ビデオ、ニュース記事、Q&Aなどなどを入れてページの作成を助ける。ユーザのやることは検索ワードを入れて、正式のトピックページに入れるべき要素を指定し、短い説明を書くだけだ。そうやってエディタ上ですぐに使える適切な情報を持ち込むのは、すべてAPIがやっていることだ。Mahaloは、10万のトピックページを100万にする必要がある。しかも急速に。だから、このように半自動方式でページ作る。

これで、ほんとにどんなトピックでも良いページを作れるのか、それは今後のお楽しみだ。でも、トピックを提起して収益を得るのが、早い者勝ちなのが問題ではないだろうか。たとえばsushi(寿司, 下のスクリーンショットを見て)に関してもっと知識量の豊富な人があとから現れても、その人はページを作れない。先に来た人が土地を不法に占拠したような形になる。スパムページを作っていた人たちがMahaloページに殺到するおそれもある。Calacanisはその可能性を否定する。彼によれば、スパマーたちにとってはつねにスパムのほうが金になるし、Mahaloのシステムは細かい仕掛けが多いので彼らにとっては非効率なはずだ。それに、スパムっぽいページはMahaloが削除する。

彼の最大の課題は、人びとが検索エンジンからでなく直接Mahaloに来てくれるようにすることだ。検索エンジンから来る人は、トラフィックに流されてくる人だ。そういう人たちは平均1.5ページぐらいを見てから去る。直接来る人は1回の訪問で4〜5ページを見る。Calacanisは彼のサイトに来る人が増えるための努力を山のようにしているが、これからは彼らに滞留してもらう必要がある。

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(翻訳:hiwa)