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Trunk Club―すてきな美人がキミのワードローブを選んでくれるぞ

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たいていの男は買い物があまり好きではない。慣れない仕事でやたら時間を食う。一度店に入ると何か買わずに出てくるのは自分の失敗を認めるような気がしてつい妙ちくりんなものを買ってしまう。オンラインショッピングはまだましだが、われわれは(少なくとも私は)チノパンツやTシャツよりもカメラや携帯、パソコンのページを見る方が好きだ。そこでTrunk Club登場。これは新しいオンラインショッピング体験だ。

Trunk Clubは男性ユーザーに対してSkypeのビデオチャットを通じてショッピング・アドバイザーが服を選ぶ手助けをするサービスだ。ユーザーはいつもどんな服を着ているのか、どんな服が必要なのか、どんな服を試してみたいのか、といった希望を伝える。(アドバイザーは本物の魅力的な女性で、最近スタートしたCovetサービスのようなコンピュータ・システムのアドバイスではない)。するとTrunk Clubでは9種類の服を選んで箱に詰め FedExで配達してくれる。この「トランク」を受け取ったユーザーは、再度Skypeのビデオセッションを開いてその服を着てみせる(カメラに写らないところで着替えることになっているが、一部のヘンタイはカメラの前でするかも)。そこでショッピング・アシスタントのアドバイスを聞きながらどの服を買うか決める。ユーザーは送られてきた服の一部でも全部でも無料で返品できる。買うと決めた服の代金を払うだけでよい。

ビジネスモデルは普通の小売店と変わらない。Trunk Clubは服を卸売価格で仕入れ、マージンを加えて販売する。ただしTrunk Clubは仕入にあたって最少購入量を要求しないメーカーとだけ取引する。実際、Trunk Clubはカンバン方式でいっさい在庫を持たない。ユーザーに対して発送される服だけがそのつど仕入れられる。したがってこれはディスカウントショップではない。ただし(Skypeとインターネットのおかげで)ショッピング・アシスタントのサービスは無料だ。ユーザーがアシスタントに料金を払わないでよいのは高級デパートで買い物する場合と同じだ。ショッピング・アシスタントには売上に対してコミッションが支払われる。ユーザーは1回だけの利用でもかまわない。

私はTrunk Clubのショッピング・アシスタント、Lisa Brucknerを相手に実際にどういうぐあいになるのか試してみた。Lisaはとても親切でおしゃべりは楽しかった。普段どんな服を着ているか(出かける場所によって、ジーンズのときもあればスーツのときもある)、現在何が足りないか(夏のポロシャツ)、寸法、その他必要な情報を伝えた。本来はそこで服を詰めた「トランク」が送られてきて、さらにSkypeでやり取りがあるのだが、記事の締切が迫っているので、Lisaに箱を送る代わりに服の写真をメールしてくれるよう頼んだ(下の写真参照)。9点のうち、たぶん3点は私が実際に買ったかもしれない。私は普段Tシャツに$48も払わないが、Hugo Bossのドレスシャツはなかなか趣味がいいと思った。Penguinのポロシャツとパンツもよい。しかしオレンジ色のポロシャツはニューヨークでは浮いてしまうだろう。もう少し打率がよいといいのだが、私は好みがうるさい方なのだろう。それに妻(外出するときに何を着るべきか、最終決定権は彼女にある)はTrunck Clubの選択がお気に召さないようだった。もちろん他の女性が私の服を選ぶという考え自体気に入らないのだ。しかし妻は買い物が大好きなので、どのみちこのサービスの良さは理解できないはず。もう少しやりとりを続けたらTrunk ClubのLisaは私の風変わりな好みをちゃんと理解してくれるようになったと思う。

下はコンセプトを紹介するプロモーションビデオ。〔以下英文〕

The part I don’t like about the service is that you don’t get to see what your personal shopper picked for you until it arrives in the mail. I guess there is an element of surprise akin to opening up a present, but you really have to trust your personal shopper to know what you want. At least initially, it would make more sense for there to be some back and forth digitally between the customer and the personal shopper (with the personal shopper presenting a few ideas and then narrowing them down quickly).

The other problem the Trunk Club is going to have to deal with is men who sign up not because they want to spend $572 for a box of clothes, but just because they are lonely and want to talk to a woman over video Skype. (All the personal shoppers are attractive women). There is a whole perv element that these personal shoppers are going to have to learn to deal with, but all they need to do is hang up and block those men from Skype.

The Trunk Club was started by Joanna Van Vleck, a personal stylist who opened up a showroom for her clients in Bend, Oregon. She was planning to open up retail outlets across teh country where men could come in for their personal shopping sessions, but her angel investor backed out after the economy tanked. By necessity, she turned to the Skype model and only needed $50,000 in angel capital to get going. She has been in private beta with about 600 customers for the past six months. She now has 21 shopping experst working on commission, and is adding 5 to 6 every month. The Trunk Club’s hybrid approach is both high touch and scalable at the same time. I wouldn’t be surprised if we see more retail concepts like this spring up in different categories, with real people helping you make a buying decision over Web video.

Trunk Club from The Trunk Club on Vimeo.

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)