Facebookが$10BならTwitterは$1.7Bとなる計算

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先週、Facebookは$10B(100億ドル)の会社評価額で$200M(2億ドル)の投資を受け入れた。では、Facebookが$100億ドルならば、Twitterはいくらだろう? ちなみにTwitterは昨年、Facebookからの$500M(5億ドル)の買収の提案を断った。ファウンダーのEvan Williamsは「$1B(10億ドル)でもたぶん売らない」と言っている。しかし$1.7B(17億ドル)ではどうか?

この金額は、われわれの新しいSNS評価額推定モデルで計算したTwitterの企業価値だ。このモデルでは各SNSの世界のそれぞれの国のユーザー数に、その国におけるユーザー1人当たりのオンライン消費額を掛けて企業価値を計算する。Facebookの$100億ドルをひとつの基準としてTwitterの数字を当てはめると、上記のように17億ドルとなる。これはFacebook、MySpace($6.5B)、Bebo($1.8B)に次いで世界で4位のSNSということになる。

もちろん、Facebookの100億ドルというのは優先株ベースであり、Twitterの17億ドルもまるごとの買収、ないし長期の戦略的提携を目指す投資者の場合の評価額だ。普通株の相対取引ベースではFacebookの価値は40億ドルから60億ドルと考えられているから、その比率でいえばTwitterの価値は$671M(6億7100万ドル)から$1B(10億ドル)の間となるだろう。一方、Beboの2008年の評価額、$850M(8億5千万ドル)を計算の基準とするなら、Twitterは$781M(7億8100万ドル)となる。

つまり7億ドルから17億ドルのどこか、ということだ。注意すべきなのは、Twitterは成長過程でいろいろとトラブルを経験してきているとはいえ、Facebookに比べるとストレージ、帯域幅その他にかかる運営経費ははるかに安いという点だ。たとえばTwitterは自分のサーバにユーザーがアップロードする写真を保存していない。それはTwitPicYfrogなどのサードパーティーが引きうけている。逆に問題となるのは、Twitterに依然として明確なビジネスモデルがない(その点ではFacebookも同様だが)ことだ。Twitterのビジネスモデルはリアルタイム検索になるのか、企業アカウントになるのか、あるいはフォロワーの紹介料になるのか? ユーザーの相当の部分がこうしたビジネスモデルにオプトインしてくれるほどTwitterの熱狂的なファンであるかどうかが試されることになりそうだ。しかしTwitterのユーザーの方がFacebookのユーザーよりも広告主にとって魅力的にうつるということも考えられる。しかしいずれにしてもまずTwitterがビジネスモデルを選ばないことには話は進まない。

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(翻訳:Namekawa, U)