完成度の高いOS X Snow Leopard。必要容量は2分の1

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picture-24本日(米国時間6/8)行われているWWDCのキーノート講演にて、Appleは新たなOSとなるOS X 10.6 Snow Leopardについて公式にアナウンスを行った。かねてから言われていたように変更点は少なく、セキュリティ面と安定性面に注力されている。

このSnow Leopardで最も注目すべき点は、OS X Leopardに比べて容量が6GBも減っているという点だろう。従来に比べて必要な容量は半分となり、アップデートの度に肥大化する傾向の中で、これは特記すべきことかと思う。

尚、Snow Leopardに新しい機能が全く搭載されていないわけではない。多くのアプリケーションに新たなExposeの機能が搭載されている。また速度面の改善だけでなく外見も変わった新しいQuickTimeが搭載されている。

Snow Leopardでは全てのアプリケーションが64ビットで動作するようになった。またマルチコアのプロセッサでパフォーマンスを向上させるGrand Central Dispatch(GCD)という機能も搭載された。またグラフィックチップの能力を通常の処理にも使用するためのOpenCLも新しくなっている。OpenCLはオープンスタンダードともなっている。

またMail、iChat、およびAddress Bookという3つの主要コミュニケーションアプリケーションにて、Microsoft Exchangeのサポートが標準で組み込まれていることも記しておくべきだろう。つまり、Windowsでは有料なのに、Snow Leopardを利用すればExchangeに無料で対応することができるのだ。

またSnow Leopardに加えて、ウェブブラウザのSafariの新版も発表した。こちらはLeopardおよびWindows向けに本日から提供される予定となっている。これまではベータテスト版として提供されていた。

AppleによればSafariはいずれのプラットフォームにおいても最速であるとのこと。またSafariはAcid3で行われる100のテスト全てにパスしているとのこと。IE8の方のAcid3でのスコアは21/100となっている。

Appleは昨年のWWDCにて開発者向けにSnow Leopardを発表していた。以来、開発者たちとSnow Leopardのテストを行ってきていた。

Snow LeopardはIntel Mac用で29ドルで提供される。これは現在のLeopardより100ドルも安い。ファミリーパックは49ドルという価格設定だ。リリースは9月を予定している。

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[photo: flickr/MacJewel]

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(翻訳:Maeda, H)