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Su.prのURL短縮サービスはStumbleUponを救えるか?

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自社サービスの利用者増を目論むサイトの多くは、最近こぞってURL短縮サービスを実装している。これはTwitter、Facebook等、ステータス配信サービスにてURLの共有を簡単に行えるようにするサービスだ。このURL短縮サービスではbit.lyやTinyURLが有名だ。またDiggは議論も招いたDiggbar(これによってユニークビジターが20%増加したとのこと)を提供している。TechCrunchでもAwe.smを使って独自ドメインによるURL短縮サービスを利用している。

そしてこの度、eBay傘下から抜け出したStumbleUponもURL短縮サービスであるSu.prの提供を開始した。現在の所非公開ベータで提供されているが、TechCrunch読者先着250名分の招待も受け取っている。プロモーションコードにsuprtcを入力すれば利用できる。

Su.prの話を最初に聞いたのは3月のことで、StumbleUponのCEOであるGarrett CampがTwitter上で話していた。Su.prはURLを短縮してTwitter、Facebook、およびStumbleUponなどで共有するためのものだ。ただしsu.prでは、生成したリンクがどのサービスでどのくらい広がっているのかを確認するためのダッシュボードも用意している。公開したリンクのクリック回数やretweetの回数(retweet下人のフォロワー数もわかる)がわかるようになっている。また上に挙げたサービスを利用して、リンクを公開するスケジュールを指定することもできる。

この情報収集機能がSu.prのキーとなる。情報収集の機能はbit.lyにもある。ただSu.prはStumbleuponと密に連携するサービスだ。すなわち生成するリンクを広めるための方法がひとつ多く用意されることになるわけだ。つまり生成したリンクをStumbleUponコミュニティの中で集め、人気を集めればさらに展開していくこととなる。StumbleUponは、投稿されたリアルタイムストリーム中のリンクで、さらにサービスを拡充していくことができる。このリンクは徐々に広まっていくので、人気の高いリンクが人気を集める期間を長引かせることもできる。

Campはサービスを名付けて「Su.prリンク」と呼んでいる。リンクが表示されるページには、気に入った/気に入らないの評価を投票するためのボタンや他のリンクにStumbleするためのボタンも表示されるツールバーが掲載される。「リンク配信の際にもStumble(偶然の遭遇)する楽しみを感じて頂きたいと考えているのです」とのことだ。現在のところSu.prは、直接リンク先に飛ぶのではないDiggbar風のフレームを利用している。しかし一般公開時にはサービスに登録して、利用者自らが使っているドメインでツールバーを表示するオプション(JavaScriptで実装する)を用意するとのことだ。また大規模サイトの運営者向けには、内部でデータ分析が行えるよう、専用のURL短縮サービスを提供しようともしているようだ(これは最終的にはより多くのコンテンツをStumbleUpon上に露出させることにも繋がる)。

ウェブサイト運営者はサイト内の動向だけでなく、広く流通する可能性のあるサイトへのリンクがどうなっているかについても把握したいと考えている。そのような中、このSu.prのようなサービスはニーズに合致している。ところでeBay傘下にあった時代に人気を失ってしまったStumbleUponは、このサービスによって再度表舞台に立つことができるのかどうか、興味深いところだ。

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(翻訳:Maeda, H)