MozillaがJetpack .2をリリース; "未来の"APIを使える機能があります

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先月MozillaはJetpackを発表した。それはMozilla Labsのプロジェクトで、これにより数年後にはブラウザの拡張機能のインストールの方法が一変するものと思われる。現状ではプロジェクトはまだ初期的な段階だが…プロジェクトのブログには‘主としてテクノロジプレビューが目的’と書かれている…すでにいくつかのとてもクールな機能を見ることができる。本日(米国時間6/11)MozillaはJetpack .2〔Jetpack 0.2〕をリリースし、スライドバー(Slidebar)、パーシステントなデータストレージ、フューチャー(future)、などいくつかの新機能を紹介した。

スライドバーは、ブラウザ内に簡単に素早くサイドパネルを置く機能だ。こういう機能は従来のブラウザのプラグインやFirefoxの拡張機能として何年も前からあるが、Jetpackのスライドバーはインストール後にブラウザをリスタートする必要がないから便利だ。Mozillaがデモとして提供している実例は”Video Slide”というもので、今現在見ているビデオを脇に置くことができる。つまり、ほかのサイトやページを訪問しながらそのビデオを見続けることができるのだ(文章よりも下のビデオのほうが分かりやすいだろう)。

Jetpack: Slidebar Aza Raskinより(Vimeo上)

今回のリリースでは、jetpack.future(フューチャー)という機能が紹介されている。これは、まだ安定に達していないAPIをデベロッパが利用できるための機能だ(スライドバーもフューチャーのAPIを使っている)。Mozillaのブログにはこう書かれている:

Jetpackには2つの側面がある: それは実験のためのプラットホームであると同時に、誰もが容易にFirefoxの拡張機能を作れるための堅固なAPIの集合だ。Jetpackが、安定的でありながらそれと同時に、まだ完成に達していない未来的な機能を使えるために、それらの新機能を“フューチャー”からインポートできるようにした。

このほか今回の新バージョンには、ブラウザをリスタートしても前のデータが失われないための、パーシステントデータストレージ機能が加わった。これは、高度な拡張機能を作るためには欠かせない機能だ。

Jetpackはまだ当分のあいだ初期的な段階で、一般ユーザよりもデベロッパが関心を持つようなプロジェクトだが、十分に堅牢なプラットホーム/API集として完成すれば一部のスタートアップたちの仕事をずいぶん楽にしてくれるだろう。これまで、優れたブラウザプラグインでありながら、線香花火のようにすぐに消えていくものが多かったのは、主に、ユーザにとってインストールという作業が負担だったからだ。とくに、複数のウィンドウを開いてブラウザを使っているときなどは、インストール後のリスタートが非常にかったるい。これからは、インストールするだけですぐ使える、リスタートはいっさいなし、という状態になるのだから、Jetpackはデベロッパにとって非常にありがたい製品だ。

40あまりの、Jetpackを使ったプラグインの作例を、ここで見ることができる。その中には、インスタント辞書引き機能Gmail着信通知などがある。



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(翻訳:hiwa)