ご用心!あなたのブランドや企業が知らない間にIzeaの有料さくら行為にハマっているかも

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さくら行為にお金を払うIzeaは2006年にロンチし、今日まで少しずつ姿を変えてきた。しかし、その本質は同じで、ブログの上(そして今ではTwitterの上でも)で製品のさくらを演じた人が金をもらう。それは、ネットの環境汚染だ。

さくらであることを明言することが2006年の終わりごろに義務化されたが、その実践はかなりいい加減だ。たとえばTwitter上でさくらをやる人は、メッセージに”#spon”を加えるだけでよい。

大企業や有名ブランドはIzeaを疫病のように忌み嫌っているところが多い。平文による広告に対するFCCの規制は年々厳しくなっているが、このナンセンスの先頭に立っているのがIzeaなのだ。

しかし今では、企業が知らない間にIzeaのペイパーポスト(pay per post, 投稿に対する支払い)の仕組みにハマっていることもありえる。WOMMAのファウンダでスパム撃退のエキスパートAndy Sernovitzは、USA Today、Home Shopping Network、Priceline、1-800-Contacts、Carbonite、(eBayの)StubHubなどの有名ブランドが最近、IzeaのSocialSparkサイトで行われているキャンペーンに名を連ねていることに気づいた。これらのブランドがIzeaと関わっていることにショックを受けた彼は、さらに調べてみた。そして分かったのは、少なくともそれらの一部(もしかしてすべて)は、自分たちがIzeaの広告主にされていることに気づいていなかったことだ。

Izeaはそれらを、Commission Junctionというアフィリエイトマーケティングのサイトから、今試験中のIzea Partner Networkというプログラムを使って取り込んでいる: “Izeaはサードパーティのアフィリエイトネットワークやディスプレイネットワークと提携して、ソーシャルメディアネットワークSocialSparkにユニークでエキサイティングな提供物を配信します。これらの提供物はCPC〔cost per click, クリック単価〕とCPA〔cost per action, 成果単価〕のみであり、結果は主にそれら提供物のパフォーマンスに依存します。”

その結果は? Izeaと何の関係もないHome Shopping NetworkのようなブランドがTwitter上やブログで1クリックあたり13セントのリンクをスパムされた。

これらの広告は直ちに取り下げられた。本誌は、数社にコメントを求めてみた。CarboniteのCEO David Friendからの返事には “CJのアフィリエイトはペイパーポスト方式でCarboniteなどいろんな製品の宣伝をしていた。彼らのサイトの冒頭ページにCommission Junctionのクッキーがあることからも、それは明らかだ。ほかの“被害者”企業の連中にも聞いてみたが、全員のページに、同じようなアフィリエイト追跡コードがある。うちのアフィリエイト担当者がCJに、うちはペイパーポストをしたくないからそのコードを外してくれと申し入れた。アフィリエイトプログラムは、たえずチェックする必要がある。連中は、やろうと思ったら何でもできるからね。だから、注意深い監視が何よりも重要だ。うちでは一人を専任でその仕事にあてているよ。”

Commission Junctionからの返事はまだ来ない。IzeaのCEO Ted Murphyからの返事は “弊社へのメールをありがとうございます。今私は少々仕事に追われております。どのようなことを、お尋ねになりたいのでしょうか? 現在は、あらゆるものが試験中です。お話しできることは、あまりございません。”

Commission Junctionなどの広告ネットワークがこの試験を中止させて、今後被害企業が出ないようにすることを、期待したいね。


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(翻訳:岩谷 宏(hiwa))