ブラウザ上の‘Photoshop’(画像編集サービス)AviaryのFalconが一般公開へ

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ニューヨークに社籍のあるAviaryの壮大な野望は、あの超メジャーなデザインツールAdobe Photoshopが持ってる機能を、Webサービスとしてブラウザ上で使えるようにすることだ。同社のそのWebツールの名前はFalcon、誰もが、どのマシンの上のどのブラウザからでも、無料で利用できる。並行して、Mac用のデスクトップアプリケーションSkitchも提供されている。FalconもSkitchも、Photoshopなどにある画像編集機能の基本的な部分を提供している。本誌の前の記事でも述べているように、このシンプルなツールはオンラインで画像を操作〜加工する機会の多いブロガーなどに向いている。

Aviaryは用意周到にも、ユーザのコンピュータの画面(やその一部)を画像として捉えて、それをFalconの上で編集できるために、Talonと呼ばれる画面捕捉&インポートツールをFirefoxのプラグインとして提供している。どこかのページを閲覧していて、そこに捕捉したい画像があったら、ブラウザ上のAviaryのアイコンをクリックする。そして、捕捉する範囲を指定する(画面の一部か、全体か、ページ全体か)。ページ全体の捕捉は便利だが、Skitchの今のバージョンにはない。画像を捕捉したら、それをFalconの上で編集できる。編集結果は、ユーザのデスクトップ、コンピュータのクリップボード、あるいはaviary.comのサイトに保存できる(いつでも閲覧〜ダウンロード可能)。

ブラウザ上の編集サービスであるFalconと、デスクトップアプリケーションのSkitchは、ほぼ同じ機能を持っている。画像内に記号やテキストを入れたり、画像のトリミング、回転、サイズ変更などができる。Falconにはカラーピッカー(色拾い)機能があって、画像や画面の中の使いたい色を拾って編集用に指定できる。さらに、カラーエディタ、上級画像エディタ、効果エディタ、ベクターエディタといった高度なツールも使える。

画像の編集を終わったら、それをPNGまたはJPGとして自分のデスクトップまたはaviary.comに保存できる。有料(月額24ドル99セント)のAviary Proの会員になると、プライバシーや透かし(watermark)入りなどのサービスも提供される。SkitchでもFalconでも、aviary.comの自分のアカウントにアップロードした画像にはほかの人がコメントを付けることができる。また、その画像をほかのWebサイトに埋め込んだり、画像のリンクを貼ることもできる。TwitterやFacebookのようにAviaryもAPIを公開しているので、どんなWebサイトにもこのツールを組み込める。ただし画像を簡単にFalcon上にインポートできるブラウザは、プラグインのあるFirefoxだけだから、ほかのブラウザで使うのはやや面倒だ。その場合は画像のあるページのリンクをペーストしてページ全体をインポートしなければならない。

本誌が初めて同社を記事にして以来今日まで、Aviaryのツール〔というかFalconの構成機能〕の多くが非公開ベータの状態だった。これまでに一般公開されたのは、Photoshopふうの画像エディタPhoenix、ピクセル方式の画像のための“ビジュアルラボラトリ”Peacock、カラーパレットツールToucan、Adobe Illustrator的にベクター画像を編集するRaven、以上4つだ。

Adobeも、ブラウザ上で簡単に写真を編集できるサービスをPhotoshop.comで提供しているが、Aviaryのツールのようにコンピュータの画面やWebページから画像を捕捉する機能はなく、編集対象は既存の写真のみである。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))