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RSSリーダーで苦しみたくない人にはやや人工知能的なFeverがおすすめ

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〔筆者はTechCrunch夏期インターンDan Romero氏〕
Feverは最新のRSSリーダーで、次のような症状の治癒を目指している: 第二インボックス症候群、未読アイテム未練症、肘痛。つまり、今日のRSSパワーユーザの苦境を救ってくれるのだ。

このアプリケーションはフィードリーダーとして完全であるだけでなく、ユーザのフィードリストの中にある人気の(または話題の)リンクをスキャンして、そのユーザ個人のためのTechmemeを作る。Feverはその中の記事のリンクを束ねていくつかのストーリーを作り、そのそれぞれに“温度”を割り当てる。これによってユーザは、自分の“Webの切り口”の最新動向を素早く知ることができる。

もう一つの斬新な特長は、メールのインボックスふうの未読数表示がないことだ。ぼくは長年Google Readerのユーザだが、オフラインの休暇から帰ってきたときいちばんおそろしいのが、リーダーの中に何千もの未読アイテムがあることだ。Feverではしかし、購読先を「必読」(Kindlingと呼ぶ)と「その他」(Sparksと呼ぶ)に分類するこから、内容次第で読んだり読まなかったりするフィードはSparksに入れておけば、もっとも適切なコンテンツだけを見ることができる。

これを使うようになってまだ1週間にもならないが、今のところとくに不満はない。毎日の記事の揃い具合から、自分の関心分野の最新動向にいつも触れてるような気分になれる。Google Readerではしなかったような、量の多いフィードもいくつか購読できた。それらはSparksに入れているので、FeverがぼくのKindlingからぼく向きの記事を見つけようとするとき、邪魔をしない。

FeverはデザイナーでデベロッパのShaun Inmanの最新作だ。彼はWebサイト分析サービスMintの作者でもある(財務サービスサイトのMintではない)。また、コマンドラインのブックマークレットShortwaveや、iPhone用の8ビット機ゲームHorror Vacuiも彼の作品だ。

ぼくの場合は、フィードリーダーといえば今やこれだけで、Google Readerの出番はなくなってしまったが、Feverには2つの欠点がある。まず、Feverは30ドル払って買わなければならない(デモや試用品はない)。また、自機上にインストールして自前で動かさなければならない。これだと、あまり大きく普及しないだろう。

たとえばMedia TempleRackspaceのようなホスティング企業がリモートで動かしてくれて、それを月に数ドル程度で利用できるなら、普及の見込みもある。もっといいのは、広告入りの無料バージョンだ。

でもInman自身は、マーケットが小さくても平気なようだ:

フィードリーダーの最低価格はゼロドルだから、それより高い製品には手を出さない人もいる。でもぼくはそのことを気にしない。有料の製品にはそれなりの価値がある。FeverはMintと同じく、何よりもまず自分のために作った製品だ。個人的なユーティリティが少々売れたとしても、そのお金はケーキの上のアイシングみたいなものだ。

買ってくれた人に対しては、個人的にサポートする。そういうサポートは、こっちの負担が大きくならないことが大切だ。製品2つぐらいが、妥当なところだね。

なお、デモビデオがここにある。

[原文へ]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))