AT&TがiPhoneの独占契約を続けなければならない証拠がまた増えた

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667098443_0936873410今日(米国時間7/2)リークしたAT&Tの内部メモには、iPhone 3GSに関する驚くべき数字が満載だ。それは、AT&TがAppleと交した米国内でのiPhone独占販売契約が、いかに重大であるかを改めて知らしめるものだった。

iPhone 3GSの発売によって、AT&Tは店舗売上で史上最高を記録し、顧客動員数は第2位、一日当たりトランザクション数、att.com経由の一日当たり注文数、att.comでの特売日売上でもそれぞれ新記録を打ち立てた。そして、優待アップグレードした人の数が過去最高だったのも当然であったが、恐らく多くの人たちががっかりしたに違いない

しかし驚かされるのは、iPhone 3Gの時に比べれば、多くの人たちがiPhone 3GSの発売をそれほど待望していなかったのに、ふたを開けてみると、およそあらゆる部門の販売成績が前回を超えていたことだ(少なくともAT&Tの店舗とオンラインショップに関しては)。予約を受け付けたために行列はそれほどでもなかったが、総売上は2008年の発売初日や、どの年末商戦の日よりも多かった。そしてiPhone 3GSの販売台数は、米国中央部時刻正午には、iPhone 3Gの初日販売台数を超えていたという。

AT&TのAppleとのiPhone独占契約は来年で切れる。巷にはAT&Tが少なくともあと1年契約を延長したがっているという噂が絶えないが、AppleはライバルのVerizonに蔵替えしようとしているらしいとも言われている。

Appleにとっては、iPhoneをAT&Tとやっていくことに限界が来ているのはまず間違いない。今やこのデバイスに対する最大の不満はサービスプロバイダーだろう。そして、プロバイザー1社だけで、たった1日で何百万台も売れるのなら、2社なら、願わくば全プロバイダーなら・・・。

下に件のメモを貼ってある。もう一つ注目すべきは、あのマイケル・ジャクソンが死んだ日に、AT&Tで交されたテキストメッセージの数は過去最高だったこと。American Idolの決勝大会や、大晦日よりも多かった。いかにテキストメッセージがぼったくりであるかを考えると、ことさら異常な出来事である。

1. 今週のデータ:6月25日、マイケル・ジャクソンが死んだ日に当社ネットワーク上で送信されたテキストメッセージは、ピーク時で6万5000通/秒だった。これは史上最高であり、American Idolの投票日や大晦日に何百万人ものお客様が友だちや家族とテキストメッセージで新年を祝う時よりも多かった。

2. 2009年のiLaunch dayは記録ずくめだった。AT&Tのお客様たちが、最強最速のiPhoneを手にしようと先を争った。

私たちが達成したマイルストーンの数々は以下の通り。

  • 当社店舗売上第1位
  • 店舗顧客動員数第2位
  • 当社ITシステムで処理したトランザクション数第1位
  • 一日のアップグレード優待券数第1位
  • の注文数史上第1位
  • 特売日売上史上第1位

今年のiPhoneの発売当日販売台数は、2008年のiPhone発売日や、ブラックフライデー、12月26日という大量販売日をも超えた。実は今年の発売日当日の販売台数は、中央部時刻正午には2008年の記録を破っていたほか、これも2008年に作られたピーク時売上記録を11時間連続で破った。

[写真提供:flickr/Jen SFO-BCN

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(翻訳:Nob Takahashi)