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GroovyのSQL Switchは本物のリアルタイムを実現する強力なツール

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リアルタイムWebはどうやらインターネットの次の革命をもたらすらしいし、今月初めに本誌が主催したRealTime CrunchUpカンファレンスを見たかぎりでは、その革命はすでに始まっている。しかしまだ、足かせとなっているものがいくつかある。なによりまず、現状は本当にリアルタイムではなくて、それに近いと言える程度のサービスが多い。Facebookのような既存のサイトにとってはそれで十分かもしれないが、今後さらにイノベーションが進めば、本物のリアルタイムテクノロジが求められるだろう。Intelが大株主の一員であるGroovy Corpは、データベースソフトのメーカーだが、答えを一つ見つけたと称している。それはSQL Switchと名付けた関係データベースの管理システムで、同社によれば真のリアルタイム機能を低価格かつ使いやすい形で提供するそうだ。

GroovyのCEO Joe Wardは、本物のリアルタイムと、それらしきものとを、区別することが重要だと力説する。今Web上で“リアルタイム”を自称しているコンテンツは、彼に言わせれば“ニアタイム(near-time, 至近時間)”にすぎず、本当の実時間に対して数秒から数分の遅れがある。今後ますます、本当に「今」起きていることを見たい知りたいというニーズが高まってくれば、現状のそういうものは役に立たない。

Wardによれば、ニアタイムとリアルタイムの重要な違いはサービスに生ずるタイムラグだけではない。今のやり方でも、数秒以内にアップデートを受け取れるのだから、実用上問題のない場合が多い。問題は、現在の技術におけるクライアントとサーバの対話の仕方だ。今のいわゆる‘リアルタイム’技術は、頻繁なポーリングに依存している。すなわちブラウザがたえずサーバをpingすることによってアップデートを手に入れる。Ward曰く、これによってサーバの負荷がきわめて高くなり、ユーザ数の増加とともに費用は指数関数的に増加する。

これに対してGroovyのSQL Switchでは、サーバがデータを‘プッシュ’するので、クライアントは新しい情報を求めてたえずポーリングをする必要がない。サーバの負荷は激減し、必要なサーバの能力は1/4に縮小する。それによる全体的なコスト削減効果は約20%である(‘ポーリング’と比べた場合の処理費用の比較が下表に示されている)。このソフトはIntel製の専用機の上で動くが、その性能は通常のSQLサーバ100台に相当するという。製品の詳しい仕様を、ここで見ることができる。



製品は現在、最終的なベンチマークを行っているが、Groovyにはいくつかのデモがあるので、今週の終わりごろまでにはここから入手できるようになる。その中にはリアルタイムのTwitterクライアントもあり、TwitterのAPIに1時間に2万回アクセスする。

まだ正式リリース前だから、実力のほどは分からないが、Groovyは来週のAlwaysOnカンファレンスで製品の公式発表を行い、そのときベンチマークの結果も発表する。興味津々の人は、早速行ってみよう。

楽屋裏情報: Groovy CorpはTechCrunch主催のReal Time CrunchUpのスポンサーの一員だった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))