Gmail、迷惑ニュースレター購読中止の支援を〈試みる〉が失敗に終る

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断然わかりやすいMac対PC論争

メールは少ないほど良い。よってGmailが私の受信箱から不要なメールを減らそうと努力していることには拍手を送りたい。不要なニュースレターを簡単に購読中止できるようにしよう、という最新の試みも、善意は買うが、現状では全く使えない。あるニュースレターを迷惑メールであると報告すると、魔法のごとく購読も中止しましょうかと聞かれる。「購読を中止して迷惑メールを報告する」をクリックすると、Gmailが購読中止を代行してくれる。

話がうますぎるって? それは、実際うますぎるからだ。まず、これが使えるのは、メッセージに「List-Unsubscribe」ヘッダーがあって、「mailto」のURLが書かれている場合だけだ。誇りあるスパマーに、これを入れる者はいない。それだけではない。この機能は、既知のスパマーに対しては〈わざと有効にしていない〉そうだ。Brad TaylorがGmail Blogに書いている。

今のところ一部の送り手に対してしか働きません。われわれは、送り手たちに対して自動購読中止をサポートするよう、強く働きかけています。全員がサポートすべきだと考えています。スパマーから来たメッセージに対しては、購読中止オプションを提供しません。彼らが本当に購読中止するかどうか信用できなうえ、さらに多くのスパムを送ってくる可能性もあるからです。このため、購読中止オプションが出てくるのは、スパマーではないことが明らかであり、購読中止の要求を尊重してくれる送り手のときだけです。われわれは、どの送り手が信用できるかの判断については、かなり保守的です。徐々に、もっと多くのメールの購読を中止できるようにする予定です。

繰り返すと、迷惑ニュースレターを購読中止する機能は、既知の迷惑メールに対しては〈無効である〉。たしかにそれは理解できる。これは負けいくさであり、スパマーが協力するはずがない。では、そもそもどうしてこの機能を、「迷惑メールを報告」ボタンと組み合わせたのだろう。

Gmailチームは、両機能を分けるべきだ。正しいヘッダーを含んでいるニュスレターのメールが来たら、購読中止ボタンを表示すればよい。私の受信箱に届くメールニュースはどれもうるさい。しかし、全部がスパムというわけではない。中には私が弱っていた時に購読してしまったものもあるが、殆どはどうやって受信箱に現れるようになったのか見当もつかない。ただ、不要な物についても、登録したのがニュースレターの発行人だとは限らないということがわかった。それに、全部が全部スパムのレッテルを貼られるほどのものでもない。ただ簡単に購読をやめる手段が欲しいだけだ。

やってくれませんか、Gmailさん。

アップデート:Googleから返事が来た。通常の「購読中止」オプションは、すでに存在しているそうだ。ただし隠されている。メッセージの先頭の「詳細を表示」をクリックすると、必要なヘッダー情報の入っているメールであれば購読中止オプションが出てくるはずだという。私はそれより大きく輝く「購読中止」ボタンが、必要な時に出てくる方がずっといいと思う。

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(翻訳:Nob Takahashi)