New York Timesのオンライン広告収入、目を覆う急降下

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苦境のNew York Timesにこれでもかという追い打ちだ。今朝(米国時間7/23)発表された第2四半期の経営報告 によると、売上が32%減少した上に、オンライン部門まで急激に収益が悪化している。同社のインターネット広告収入は$68M(6800万ドル)と前年同期にくらべて、15.5%の減少となっている。

上のグラフでも明らかなように、対前年比は継続的に悪化している。最近3四半期の動向を調べると、2008年の第4四半期の対前年比は3.5%減だったのが、2009年の第1四半期は6.1%減に悪化、そして、今期が15.5%減だ。

インターネット広告収入の対前年比

4Q08: -3.5%
1Q09: -6.1%
2Q09: -15.5%

オンライン広告の6800万ドルというのはNYTの$454M(4億5400万ドル)というトータル広告収入の中では比較的小さな部分だが(購読料を含む同社の全収入、$702M(7億200万ドル)に比べればさらに小さい)、NYTはウェブ上のメディアサイトの動向を占う風見鶏の役割を果たしてきた。New York Timesでさえ、オンライン広告が不振とあれば、他のメディアサイトもトラブルを抱えることになりそうだ。

しかし、わずかな希望の光も見えている。対前期比でみると、NYTのオンライン広告収入はほとんど同額と下げ止まっている($68.0M vs. $67.6M)。またトータルで$21M(2100万ドル)の利益を計上することに成功している。ただし、これは$132M(1億3200万ドル)のコスト削減努力によるもの。また案内(3行)広告からの収入は45%のダウン。やはり危機は去っていない。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01