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iPhoneで人気を集める「性犯罪者検索」アプリケーション

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iPhone向け有料アプリケーションのトップ10リスト(米国時間7/25現在)を見ていた。いつも通り、ゲームやカメラ関連のアプリケーションがほとんどを占める中、Offender Locator(iTunes link)というものが目に付いた。理由はちょっと趣味の悪いアイコンのせいで、最初はゲームなのだろうと思った。しかしゲームなどではなかった。これは性犯罪者の居場所を表示するためのアプリケーションだ。

米国では50州すべてにおいて性犯罪者を登録している。この情報には誰でもオンラインでアクセスできるが、ほとんどの人はわざわざ見に行ったりはしない。そんな中、このアプリケーションが人気を集めていることには驚きを感じた。しかもこのアプリケーションは有料(99セント)なのだ。性犯罪者の所在に気を配るのは必要なことかもしれない。とくに子供がいる場合には、子供相手の性犯罪者の居住地は気になるだろう。しかしこのような情報がiPhoneアプリケーションとして人気を集めるのには驚きを禁じ得ない。

本アプリケーションでは現在地(iPhoneの位置情報サービスを利用する)やコンタクトリスト登録者の住所、ないし手入力した住所付近にいる性犯罪者のリストを表示する。住所を指定するとデータベースを検索して、指定住所付近の性犯罪者を表示するわけだ。表示される名前をクリックすれば顔写真や誕生日、身長、体重などの情報も表示される。またその性犯罪者が犯した犯罪の種類も知ることができる。

ただ、誰もが疑問に思うように、このようなアプリケーションについては議論もある。そしてなにより、アプリケーションの最初の起動時には、情報が正確でない場合もある旨の免責条項も表示される。性犯罪者データベースは常に更新されており、情報が古くなっていたり、一部に抜けがある場合もあるとのことだ。

またさらに、この手のアプリケーションはすべての州で合法というわけではないことにも注意が必要だ。誰かがレビューしていたように、「このアプリケーションは少なくともカリフォルニア州法によれば合法ではない。個人情報(その個人に前科があるにしても)を営利目的で販売することは禁じられている」のだ。このアプリケーションが利用する情報はウェブにて無料で配布されているのに、アプリケーションが有料なのは解せないことだ。人気アプリケーションの上位に位置することにより、開発者は日々数千ドルの収入を得ているものと思われる。

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(翻訳:Maeda, H)