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ジャーナリストはTwitterを使うべきか? NYTimes読者の4分の3は否定的

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New York Timesは、記者によるTwitterの利用が好ましいことなのかどうか、判断できずにいるようだ。Twitterに流れたライター兼コンサルタントのStowe Boydによるこのメッセージに興味を惹かれ、New York TimesのInsight Labに登録してみた。これはNew York Timesの読者で構成されるオンラインコミュニティないしフォーカスグループのようなもので、New York Timesから直接のフィードバックが得られることが魅力とされている。

Insight LabのホームページにはNew York TImesの記者や編集者がTwitterを使うことについて賛成か反対かを問う簡単な投票が設置されている。New York Timesはこの答えをぜひ知りたいと考えているのだろう。

この投票では、理由はよくわからないのだが、4分の3近くの人が、ジャーナリストたちにTwitterを使って欲しくないと回答している。ちなみにTwitterが何かを知らないと回答した人は7%のみとなっている。尚、サイトにはInsight Labの登録者数についての記載はなく、投票に参加した人の人数についても触れられていない。それにしても否定的な回答のあまりの多さには少々驚かされた。

Update:New York Timesによると、Insight Labは3週間前に立ち上げられ会員数は3,000名。Twitterについての投票に参加したメンバー数は現時点で455名だとのことだ。同社によれば今回の投票結果如何によらず、Twitterなどのソーシャルメディアサイトへの露出は広まっており、日々増えているとのこと(@nytimesには150万以上のフォロワーがいて、また個々のジャーナリストも大勢のフォロワーを抱えている)。

個人的には、現実界と同様に自らを律して振る舞うことができるのなら、ソーシャルネットワークに参加することも自由だと考えている。つまりいたずらに混乱に陥ったり所属企業を混乱させたりせず、プロフェッショナルとしての見識を疑われるようなことをしないことが条件だということだ。New York Timesによる参加ポリシーもある(少々拘りすぎにも思えるが、まあ理解できるものだ)。

ところでNew York Timesのジャーナリストたちが既にTwitterを利用しているのなら、読者にその可否を問う意味はなんだろうか。おそらくガイダンス的なものを求めているのだろう。しかし問うならTwitterで問うた方が良かったのではなかろうか。@NYTimesのアカウントには150万人のフォロワーがおり、Insight Labなどという多くの人が存在も知らないサイトで問うよりは、はるかに多くの回答が寄せられたことと思う。

Twitterが完璧だなどと言うつもりはない。しかし単なるブームなどでないことも確かだ。公の場で発言をしなくても、閲覧しているだけで多くの有益情報を入手することができる。個人的にも最新の情報やイベントを追いかける際に、Twitterの実装している検索機能を大いに活用している。Insight Labの回答者たちは、なぜジャーナリストたちの情報感度を低下させようと思うのだろうか。

こちらでも投票を行って、New York Timesのお手伝いをすることにしよう。

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(翻訳:Maeda, H)