海外出張に必須のiPhoneアプリ―フライト情報をリアルタイムでプッシュしてくれるWorldMate

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WorldMate Pushフライト情報、もっと正確にいえば、その変更をリアルタイムで提供するのにiPhoneのプッシュ機能〔アプリを起動していなくてもアラートがポップアップする〕は天の助けだ。その良い例が、Worldmate GoldiTunes link)だ。これは, iPhone OS 3.0’のプッシュ機能を利用してフライト情報のリアルタイム・モニタを行う初のアプリだ。唯一の欠点は$20(正確には$19.99)とiPhoneアプリにしては価格がかなり高いことだ。

しかし出張の多いユーザーだったら$20は安いと思うようになるかもしれない。無料版(iTunes link)もあるが、こちらは目玉であるプッシュ機能が省かれている。

日程の作成段階からすでにWorldMateは便利だ。日程作成を自動化するオプションがいくつか用意されている。一つはWorldMate.comを訪問して直接入力する。もう一つはメール、ないしOutlookのツールバーを利用して入力する方法だ。WorldMateは数百の旅行代理店、航空会社、ホテルチェーン、レンタカー会社がユーザーに送ってくる予約確認のメールを解析して情報を抽出することができる。WorldMateのシステムはこうしたメールからデータを収集し、予約確認番号、電話番号、座席番号等々、さまざまな重要情報を記憶する。こうして作成された詳細な旅行日程は携帯回線でiPhoneアプリに送られ、同期する。

ここからこのアプリ(有料版)の目玉機能が威力を発揮する。WorldMateは、大手航空会社のGDS(オンライン予約システム)や、そうしたシステムに接続していない格安航空会社の独自システム、FAA(連邦航空局)、各地の空港のシステムを常時モニタし、全世界350の航空会社の運航情報をリアルタイムで入手している。WorldMateはこれに基づいて、ユーザーに日程に影響を与える可能性がある遅延、キャンセル、目的地変更、さらには搭乗ゲート変更といった情報が発生すると即座にプッシュ機能によってユーザーにアラートを送ってくる。

WorldMate Hotel Bookingもちろん、フライト情報に変更があったことがわかるのは重要だが、さらに便利なのはWorldMateが、その変更に対応する手助けもしてくれる点だ。たとえば、フライトがキャンセルされた場合、このアプリからすぐに代替便を検索することができる。適当な代替便が見つからない場合は急きょホテルを予約することもできる。しかもWorldMateのシステムにはAIが組み込まれており、現在時刻が午後10時過ぎであれば、空港近くのホテルを、そうでなければその都市のユーザーが選んだランドマークの付近のホテルを推薦する。

上記のスマート推薦機能以外のホテル検索・予約機能は無料版にも搭載されているが、たいへんよくできている。ホテル検索には3つのオプションがある。日程から検索:これは今日の日程が「TechCrunch本社’でミーティング」であればパロアルト周辺のホテルが検索される。現在地から検索:これはiPhone内臓のGPSによる現在地情報が利用される。標準検索:これは手動で都市、日時などを入力して検索する。検索結果はユーザーの指定する優先順位に基づいてリストアップされ、また将来の再検索のために保存される。ユーザーが指定できる基準には、予算、ブランド、アメニティーなどがあり、ユーザーはどれが重要性が高いか指定できる。

このほかにもWorldMateにはスイス・アーミーナイフよろしくビジネス出張者にとって便利なさまざまなツールが組み込まれている。たとえば、自動的にアップデートされる通貨換算機(100種類以上をサポート)、世界の気象情報、ワールドクロック、チップ計算機などだ。

WorldMate Home Screen WorldMate Flight Search

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01