ニュース
Twitter / ツイッター(企業)
friendfeed
Facebook / フェイスブック(企業)

Facebook、FriendFeedにキャッシュと株で$50Mを支払う

次の記事

Dellが中国市場専用の携帯電話を発売, 結局それは"Ophone mini3i"だ

picture-71業界はFacebookのFriendFeed買収の話題でもちきりだ。いったいFacebookはいくら払ったのか? どうやらそれが判明したようだ。Wall Street Journalによると、FacebookはFriendFeedに$50M(5千万ドル)を支払うことで合意した。内訳は、キャッシュが$15M(1500万ドル)、Facebookの株式が$32.5M(3250万ドル)相当(最近の評価額による)という。

株式による支払が含まれているのが今回の買収の特徴だ。3250万ドルという金額は、最近ロシアの投資グループDSTがFacebookの普通株を買収した際の$6.5B(65億ドル)という会社評価額に基づいている。また今回FriendFeedに支払われるのは株の現物ではなく、ストックオプションであり、自由に処分できるようになるまで一定の待機期間が設けられている(WSJによれば数年間)。つまりFacebookの社員が報酬の一部として受け取るストックオプションと実質的に同じものだ。2007年のParakey買収では、キャッシュのみで株式は支払われなかった。FriendFeedにとっては巨額のストックオプションが得らたことはたいへん有利だった。(もちろんFacebookがいずれ株式を上場するということが前提ではあるが)。

もうひとつ、FriendFeedの主要投資家であるBenchmark Capitalが何を得たのかも興味がもたれるところだ。もちろん、Benchmarkがキャッシュを得て、FriendFeedの社員がストックオプションを得たというシナリオもありうる。Benchmarkは2008年に比較的少額―$5M(500万ドル)のラウンド―の資金を調達している。これが1500万ドルになったのであれば投資として十分な成功だ。しかしすべては推測にすぎない。Benchmarkが何を得たかについてはまったく情報がない。

さらに5千万ドルという金額についていえば、これは去年、FacebookがTwitterを買収しようとして提示した額のちょうど10分の1だ。この交渉が決裂した大きな理由のひとつはFacebookが主に支払を株式で行おうとしたのに対してTwitterがキャッシュの割合を高めるよう要求したからだという。(われわれの得た情報では20%がキャッシュ、残りが株式だったということだ)。もう一つ大きな問題は、FacebookがTwitterに支払おうとした株式は2007年10月にMicrosoftが投資した際の$15B(150億ドル)という馬鹿げて高い評価額に基づいて計算されていたことだった。今回の株式価値評価のベースになった65億ドルというのはずっと現実的な金額だ。Twitterにとっては運の悪いことだった。

[photo: flickr/tracey o]

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01