この不況のさななかにアウトソース・サービスのoDeskは週10万時間を引きうけている

次の記事

有料サイトの支払い〜入金処理の雑務のすべてをうーんと安く代行するCheddarGetterがベータに招待中

依然、景気は回復に向けて苦闘中といわれているが、逆にこの経済環境による企業のコスト削減努力を追い風としている企業もある。たとえばアウトソーシング・サービスのoDeskだ。ウェブサイトやアプリケーションの開発者はoDeskに業務を発注できる。逆にエンジニアはここで仕事を探すことができる。エンジニアは発注者が業務の進行状況をモニタできるソフトをoDeskからダウンロードしなければならない。発注者はこのソフトを通じて、受託したエンジニアが(午前3時にパジャマ姿でコンピュータに向かっていてもかまわない)正確にどれほどの時間業務に携わったかを実測することができる。

そういう仕組みなので、oDeskの運営会社は、毎週トータルでどれほどの時間の業務を受注しているか正確にモニタすることができる。6月にoDeskが受注した業務は週に10万時間を超えた。このサービスに発注された業務は$65M(6500万ドル)となっている。これに対してoDeskから業務を受注したエンジニアはトータルで週$6M(600)万ドルの収入を得ている。(発注された業務に対して少額にみえるが、発注業務のすべてがその週のうちに実施されるとはかぎらない)。oDeskは10%の手数料を徴収するので、単純計算で年間$7M(700万ドル)から$8M(800万ドル)の収入を得ることになる。

IT産業全体からみれば大海の一滴だが、不景気な時代にはアウトソーシングが繁栄するというセオリーが実証されているといってよいだろう。ライバルのElanceの受注対象の範囲はさらに広いが、業績は同様に好調だ。

oDeskはBenchmark Capitalが支援しており、昨年$15M(1500万ドル)の資金調達ラウンドが実施されている。今までの資金調達の総額は$29M(2900万ドル)

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01