Microsoftの新検索エンジンBing、7月も引き続きシェア上昇

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リリース以来、Bingの反響はすこしずつ大きくなり続けている。comScoreがこのほど発表した検索の市場シェアに関する統計によると、ライバルがわずかにシェアを落とす中、MicrosoftのBingは成長を続けている。

Bingが一般公開されたのは5月31日だったが、この時点でのMicrosoftのシェアは8.0%だった。その後6月と7月にかけてサイトはほぼ1%シェアを伸ばして8.9%になった。成長の割合は、ローンチに伴って話題が沸騰していた6月のほうが7月よりやや大きかった。もちろんBingの市場シェアはGoogleの64.7%という圧倒的な優位に比べればささやかなものだが、少なくもMicrosoftの努力が正しい方向に向かっていることを証拠だてている。

7月の統計もBingの成長が(少なくとも一部は)Yahooからシェアを奪うかたちで起きていることを示している。5月以来、Yahooは20.1%から19.3%にシェアを落としている。これに対してGoogleは65.0%から64.7%へと0.3%の微減にとどまった。先月、同様のパターンを見た際に、Yahooは上(Google)と下(Bing)からシェアを奪われているとわれわれは指摘した。

しかし、その後検索市場にはドラマチックな展開があった。Yahooの検索は近くBingに委託される。YahooとMicrosoftの検索提携が発表されたとき、Yahooの執行副社長、Hillary SchneiderはYahoo検索の市場シェアが減少していることが提携に影響したことを否定して「Bingが成功していることはうれしいが、この提携のタイミングや動機付けとは無関係だ」と述べた。しかしBingの力強いスタートが提携の行方に何の影響も及ぼさなかったと考えるのは難しい。

提携が実施に移されるてからがBingの真価を問われる場面になる。BingはGoogleからシェアを奪うことができるだろうか? それともユーザーをYahooのポータルからBingのホームページに奪うだけで終わるのだろうか?

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01