私がTwitterを使わないわけ

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【抄訳】
[訳者注記]
TechCrunchの記事は、豊富なコメントがオリジナルの記事や論旨に対して多面的な立体構造を与えている。そこで私–訳者–は2週間近く前に、原文のコメントもぜひ読みましょうという趣旨の日本版オリジナル記事を書いた。コメントの数は、2桁台(10〜99)のものがいちばん多く、3桁になるとかなりの人気記事だ。そして人気記事の中でもコメントが300台になると、ごくごく少ない「超人気記事」と言える。

ところが、Devin Coldewey 氏(TechCrunchでサービスやアプリでなく主にガジェットを担当している)が米国時間8月17日付けで掲載した「私がTwitterを使わないわけ」(Why I Don’t Use Twitter)は、日本時間8月19日のお昼現在(米国太平洋時間8/18の夜7時ごろ)で、コメントが520もある。TechCrunchの記事としては、編集長のArringtonがときどき達成するぐらいの、超弩級の数だ。

これは日本語版でも紹介しないわけにはいかない、と思ったけど、原文はとても長い。全訳してたらこれだけで1〜2日費やしてしまいそうだ。だから以下に、この記事の要旨だけを紹介しよう。興味を抱かれたかたは、ぜひ原文を、そしてもちろん大量のコメントを、楽しみながらお読みいただきたい。

twitter

0. この記事を書いた理由

TechCrunchのスタッフ/ライターの中で、Twitterを使っていないのはぼく一人だ。なぜ使わないのかという質問に何度も何度も答えるのは、かったるいから。

twitter-bird-logo

1. つぶやき(tweet(s))は無価値だ

Twitterのつぶやき(tweet(s))は、不特定多数に対する無差別なブロードキャストだ。もしそういうメッセージを本気で発信するとしたら、140文字は少なすぎる。わずか140文字で言えるようなことは、無差別なブロードキャストをするに値しない。

それに、不特定多数に対する無差別なブロードキャストというコミュニケーション形式を、ぼくは好きくない。

incomplete

2. Webサービスとして不完全だ

いろんなTwitterアプリケーションがはびこっていること自体が、Twitterのサービスとしての不完全性を物語っている。Twitterだけでは、やりたいことがほとんどできない。Twitterは、もっとちゃんとしたWebサービス〜Webアプリケーションの中の「一機能」であるべきだ。

3. なくては困るというほどのものではない

日常のネット生活は、従来からあるアプリケーション…メール、メーリングリスト、掲示板、ブログ、Facebook、RSS等々…で十分間に合う。「これはTwitterでなけりゃ」という必須の出番はまったくない。

whynot

Twitterが世の中にもたらしたまったく新しい便利さ、というものもない。モバイル上のサービスとしても、Facebook + FriendFeedのほうがずっと充実している。

4. 誰かをフォローしなくたってニュースは知りたい

最新のニュースを知るためにも、メールやRSSなど従来からある手段で十分だ。いつ来る分からない大量の「つぶやき」を待つ時間、読む時間は、忙しい人間にはなかなかない。Twitterは「無駄で無意味な情報過剰」だ。

vanity

5. フォロワー数を誇るのは無意味な虚栄だ

私は自己宣伝が(するのもされるのも)嫌いだし、Twitter上の「猿山のボス」にはなりたくない。Twitter流のブロードキャストは、お馬鹿さんたちのむなしいエゴを満足させるだけ。コンテンツとしての意義や重要性はほとんどない。

6. なぜあなたはつぶやく(tweet)のか?

ぼくは、今の世の中にTwitterなんか要らないと思うけど、あなたは何か重要なことやおもしろいことにTwitterを使ってる? コメントで教えてほしいね。ぼくと同様にTwitterを使わない人は、その理由を教えてほしい。

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“誰もが使ってるから”という理由だけは、ノーだよ。TwitterはHammerのパンツじゃないんだから。

[アップデート: コメントがたくさん来て嬉しいね。とってもおもしろいけど、毒舌も多いなぁ!]

[原文へ]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))