航空会社が遅れを発表する数時間も前に出発便の遅れを予報してくれるFlightcaster

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空港に着くとまず、乗る飛行機の出発時間が”定刻”になってることを確認するね。家を出る前にそれを確認することもある。でも飛行機をよく利用する人は、”定刻”表示がウソの場合もあることを知っている。ダチョウは首を砂につっこんで全身を隠したつもりになると言われているが、航空会社も、離陸時刻数分前になってもその飛行機が空港にまだいないのに、堂々と”定刻”を表示したままのことがある。そこで、今日(米国時間8/18)立ち上がるY Combinator傘下のFlightcaster(天気予報ならぬ“フライト予報”)は、飛行機の状況をもっと正直にユーザに伝えることを目指し、ときには航空会社が発表する6時間も前に遅れを知らせてくれることもある。

どうやってそれができるのだろう? 航空会社の言う”定刻”がときどきいい加減だということは、航空会社は実は実際に発表するときよりもずっと前から、遅れを知っていることが多いということなのだ。でも、早めに発表してほかの便…空席がないかもしれない…への予約変更という面倒な処理をするよりは、じっと待っていただいたほうが楽だ。しかしFlightcasterは、いろんな情報を総動員して真実を見つけようと努める。

利用する情報はまずFAAが出す警報、それに天気予報、航路や空港の混み具合、日にちや時間等によるこれまでの傾向などだ。これらの情報をアルゴリズムに放り込んで目的のフライトが遅れる確率を求める。ユーザにはその確率(パーセント)と、遅れる理由が告げられる。たとえば「90%の確率で2時間遅れる。理由は、その航空機はまだ200マイル離れたほかの空港に停留している」。これを見たユーザは、誰よりも早くほかの便の空席を予約できる。このサービスは今は国内便のみだが、今後は国際便にも対応する予定だ。

これは仕事で飛行機を利用する人には確かに便利だが、ふつうの人は飛行機の出発が少々遅れたって気にしないのではないかな。たとえば悪天候のために80%の確率で2時間遅れると分かっても、空港に2時間遅れで行くのは馬鹿げているだろう。運悪く(?)遅れなかったら、チケットの代金をみすみす損することになるからね(返金不可の場合)。ただし、仕事で飛行機を使う人のように、早い便に予約変更するなら、このアプリはすごく便利だけど。

Flightcasterのフライト予報はパソコンでWebサイトでも見れるし、iPhoneBlackBerry用のアプリケーションもある。アプリケーションのお値段は10ドルだが、立ち上げ早々の今なら5ドルで買える。Flightcasterは収益源としてスマートフォンのアプリの売上のほかに、いつも複数の出張者がいる大企業などのための、有料の「航空機遅れ対策管理サービス」の提供も考えている。


Image via WaveBreaker.

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))