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東京発:Cerevoから、撮った写真を自動的に複数のソーシャルメディアサイトにアップロードできるデジカメがデビュー

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cerevo_cnet東京で行われたCNET Japan Innovation Conference 2009から、先ほど戻ってきた。そこでは、現在日本のテク系スタートアップの中でも特に意欲的な会社であるCerevoが、ソーシャルメディアのヘビーユーザー向けに、自社開発したデジタルカメラを初披露していた。

この会社は、従業員わずか7名(うち2名はパートタイム)ながら、やろうとしていることはでっかい。Cecevoは写真のアップロードと共有を劇的に簡単にするために、超カンタンに使えるカメラ(「CerevoCam」)と、このカメラのユーザー向けに特に作られた写真共有サイト(「CerevoLife」)の二つを提供しようとしている。また同社は、自社のアイディアを世界中に向けて発信したいと考えている。

Wi-Fi/3G内蔵カメラと写真共有サービスの融合
ユーザーはまず、Cerevoが全面的に新規開発したデジタルカメラを手に入れる必要がある。カメラには、9メガピクセルのCMOS撮像素子、Wi-Fi 802.11n(b/g/n)、3G HSUPA対応、USBポート、microSDカードスロットおよび2.4インチ液晶が付いている。

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CerevoCamで注目すべきなのはネットワーク機能だ。CerevoLifeという、このカメラで利用することに最適化された写真管理共有サービスに画像をアップロードすることができる。写真は(Wi-Fi経由で)自動的に転送されるので、カメラをバッグに入れたままで、夜遅く撮った写真が、翌日にはCerevoLifeで見ることができる。サイトには5GBの無料ストレージが用意されていて、約4000枚の写真を置くことができる。

Cerevoからは写真をアップロードした通知がメールで送られてくるほか、Flickr、Twitter、Picasaなどのサービスとも、メールソフト(またはCerevoLife)経由で写真共有できる。電池の残量が少なくなった時にも警告メールが送られる。

カメラのUSBポートに3Gモデムを繋げば、さまざまなサイトにリアルタイムで写真をアップロードできる。(Wi-Fiでは、CerevoLifeに写真が現れるまでに数秒かかる)。

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飽和市場に、年内参入
Cerevo CEOの岩佐 琢磨氏率いる小集団がこれまでに成し遂げてきたことは驚嘆に値する。しかし、同社には、特にCerevoCamが市場に出る頃には、厳しい競争が待ち受けている。ネットワーク機能は、今後大メーカーのカメラにも容易に内蔵可能だ。もちろん数多く出回っているスマートフォンからは、FlickrやYoutubeなどのサイトの写真ビデオが大量にアップロードされている(便利さではCerevoが上ではあるが)。さらには、よく出来た写真サイトも既にいくらでもある。

Cerevoは、CerevoCam(約2万円。黒と白の2色)と対応写真サイトの両方を、今年末までに提供開始する予定だ。岩佐氏によると、すべてがうまくいけば日本国内では10月か11月初め、海外でもその後すぐに発売できるかもしれないとのこと(CerevoLifeは完全に各国語となる予定で、カメラは日本語と英語に対応する)。

同社は、東京のベンチャーキャピタル会社enovaらによる、1億2000万円の第3者割当て増資を行っている。

CNET Japanイベントの記事(英語)はこちら

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(翻訳:Nob Takahashi)