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healthBase:セマンティック検索を利用した、ひとつの究極形としての医療情報検索エンジン

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健康問題に関するポータルは非常に多く、医学的な疑問を解決するのに、どのサイトを利用するのがベストかは一概に言えない状態となっている。このような状況の中、NetBase SolutionshealthBaseというサイトを立ち上げた。このサイトはWebMD、Wikipedia、PubMed、およびMayo Clinicの医学情報サイトなど数多くの信頼できる情報を集約して、セマンティック検索を行うことができるようになっている。

healthBaseでは、NetBaseが独自に開発を行った検索技術を利用している。これはドキュメント内の文を解析して言語学的にコンテンツを解釈することができる。この検索技術の採用により、healthBaseではあらゆる健康上の問題や病気に対する治療法ならびにそれぞれの治療法、薬品、食事等についてののメリットやデメリットを一括して提示してくれる。

このhealthBaseでの検索結果はなかなか印象的なものだ。たとえば糖尿病(diabetes)について検索すると、63種類の治療薬、70種類の一般的な治療法、および食餌療法に関する情報も20件表示される。また治療法についてのメリットおよびデメリットについても表示される。検索にかかる時間も思いのほか短く、表示される結果に基づいて情報元のサイトに簡単にジャンプすることができる。

healthBaseが他の数多くの医療関係サイト同様、有益なものであることは言うまでもない。ただ、少々味気ない感じがするのも事実だ。医療情報というのはときにとっつきにくいものであり、気力を萎えさせるものであることもある。こういった情報はウェブ上であっても、消費者側の知識に応じて個別対応で提供してくれるのが望ましい。Medpediaは、膨大な情報を提供しつつ、ソーシャルの側面を持っており、この面で良い例となり得るだろう。

そうは言っても医療系情報を集約しようとするhealthBaseの方向性に間違いはなく、包括的なリサーチツールを求めていた人には非常に役立つものと言えるだろう。運営会社のNetBaseはhealthBaseには広告を掲載しないとのことだ。同社は、healthBaseで用いている検索エンジンを、膨大なデータベースコンテンツを保有する企業に向けて提供することで収益化を狙っている。healthBaseは、同社技術を一般に向けてデモンストレーションするためのものなのだ。

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(翻訳:Maeda, H)