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富める者はますます富む―Twitterの急成長でユーザーの二極分解進む

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Twitterの成長ぶりは目覚ましい。Twitterは驚かれたり、批判されたり、話題にこと欠かないスタートアップだが、地球の鼓動を伝えるマイクロ・ブログ・プラットフォームへの道を着々と進んでいるようだ。comScoreによれば、7月末に全世界でのユニークユニーク訪問者が5160万と5千万の大台を超えた。しかし現在までのTwitterの歴史上で最大の飛躍があったのは、今年3月初めに1910万だった訪問者が絶えまなく 増加し続けて、6月に4450万 になった時期だろうう。

ただし、上の数字はいまだにTwitterのウェブサイトを使っているユーザーについてのもので、無数のサードパーティーのウェブのTwitterサービスやデスクトップクライアントからログインしているユーザーの数字は含まれていない。そういう点も含めて考えると、Twitterの成長ぶりはやはり驚異的だ。

ウェブ・ユーザーの行動調査の専門サービス、Rapleafは、クライアントの依頼でTwitterのユーザーについて詳しい調査を実施した。3月から6月にかけての急成長がTwitterユーザーのフォロー数/フォロワー数のパターンに与えた影響にはたいへん興味が持たれるところだ。われわれは大半のTwitterユーザーは他のユーザーをフォローするだけの羊の群れだと知っているが、時間の経過とともにこれがどう変わったのだろうか?

Rapleafは最近、世界的な消費者向けパッケージ商品のメーカーのために、そのメーカーの顧客リストの中からクチコミでもっとも影響力のありそうなTwitterユーザーを選んで調査を行った。特に詳しく分析されたのは、この期間にそれらのユーザーのフォロー関係がどう変化したかだった。

Rapleafは顧客リスト中で、フォロワーの数がトップ0.1%、1%、10%に入るTwitterユーザーのフォロワー数が3月から7月中旬までの9週間でどのように変化したかを調査した。

同社は今日にも詳しいレポートを公開する予定だが、幸いわれわれは事前にある程度数字を教えてもらうことができた。

このフォロワー数の推移をみると、「富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなる」という格言は、この場合にも当てはまるようだ―少なくとも前半が当てはまることは間違いない。Twitterの成長に伴って平均フォロワー数が上昇しているのは当然だが、ユーザー間の格差も急速に増大したことが読み取れる。

Rapleafが分析の対象とした4万人のユーザーはすべて5人以上のフォロワーがいたり、5回以上メッセージを投稿したりしている「活動中のユーザー」だ。全体的傾向として、フォロワー数が多いユーザーほどフォロワー数の増加率も大きいということが判明した。

6月から7月の間に、フォロワー数がトップ0.1%のユーザーのフォロワー数は275%増加した。一方、トップ1%のユーザーの増加率は146%、トップ10%の場合は126%にとどまった。フォロワー数の中央値を比較した場合でもこの傾向は裏付けられた。トップ0.1%が78%、トップ1%が65%、トップ10%が59%の増加となっている。

やはりTwitterの黄金比の理論は正しいようだ。

さらにこれらトップ・ユーザーのフォロワー数をみると、 トップ0.1%のユーザーはトップ1%のユーザーの5倍、トップ10%のユーザーの40倍のフォロワーを持っている(もちろん、そのうちのどれくらいがスパムなのかは分からない)。

もう一つ注目すべき数字。トップから10%目のユーザーがトップ1%圏に入るためには平均して11.4倍のフォロワーを獲得する必要がある。0.1%入りしようとすれば、なんと55倍のフォロワーが必要だ。

読者が自分のフォロワー数の推移を知りたい場合は、TwitterCounterをチェックするとよい。フォロワー数に不満だったら、もっと頻繁にメッセージを投稿することだ。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01