全周ズームと鳥瞰ズームでより迫力のある拡張現実ブラウザを(デモビデオ付き)

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今のモバイル開発でいちばんおもしろくていちばん活発な分野の一つが、拡張現実(augmented reality, AR)をブラウズするブラウザだ。SafariやOperaのようにWebページをブラウズするブラウザと違って、ARブラウザは電話機のカメラのレンズが映し出す現実世界の上に、情報の層をオーバラップする。昨年のTechCrunch50ではTonchidotのSekai CameraがARブラウザをデモしてみんなをあっと言わせたし、LayarのARブラウザヨーロッパで話題になっており、また今年の夏はARのテクノロジが初めて一般市場に登場した。Yelpが最新のiPhoneアプリケーションにAR機能をこっそり忍び込ませたし、Androidの上でもAR機能のあるアプリケーションが増えつつある。

モバイル上のARブラウジングはまだ共通のインタフェイスも確立していなくて、まだまだ初期的な状況だ。今は画面に映っている建物や物の上をクリックするぐらいのことしかできない。オーストリアのグラーツ工科大学(Graz University of Technology)で仮想現実を研究しているDaniel Wagnerは、ARブラウザをもっと良くする方法として、全周ズームと鳥瞰ズームという2つの方法を提案している。

上のビデオで彼は、この2つのズームをデモしている。ユーザは、オンラインの地図を見るときのように、今画面上にないものを見るためにズームアウトする。また、遠くの建物などをクリックすると、そこへ向かってズームインする。全周ズームではその名のとおり、ユーザの回り360度にあるものをクリックできる。一方鳥瞰ズームでは、ちょうど衛星から地上を見たときのような画像が映し出される。

というわけでこれからは、パンとズームの両方をARがサポートする。次に実現してほしいのは、どこかの場所や建物などをクリックしたら関連の場所につれてってくれる「場所リンク」の機能だね。画面上で、テレポートができるようになるんだよ。

(提供: Games AlFresco, @loic).

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))