Zoho、Googleグループのライバル、Zoho Discussionsをローンチ

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今日(米国時間9/22)、ウェブ・ベースの生産性ツールを提供しているZohoZoho Discussionsという新製品をローンチした。この製品で、個人あるは企業ユーザーは公開/非公開のフォーラムを簡単に作って運営することができる。企業であれば、社員、顧客などが自由にディスカッションに参加し、コメントを述べるなどして緊密なコミュニケーションを図ることがでいる。

私はZoho Discussionsをテストする機会があったが、セットアップも簡単だし、機能が豊富なのに感心した。この新しいディスカッション・プラットフォームの性格はGoogleグループに似ている。違う点は、Zohoの方がカスタマイズ性が高く、企業サイトであれば自社ブランドに統一できることだ。Zohoでは企業名に合わせたサブドメインの提供も行っている。これに加えてZohoDiscussionsは他の各種Zohoサービスと緊密に連携できる点が特長だ。

他のフォーラム系アプリと同様、Zoho Discussionではユーザーはトピックごとにスレッドを作成できるが、Zohoの場合、これに加えて多くのソーシャル機能が提供される。たとえば、ユーザーはフォーラムの投稿に対して賛成反対など投票して意見を表明することができる。またフォーラムへの投稿以外にも、ビルトインされたチャット機能で直接対話することも可能だ。ユーザーは自分のプロフィールを作成・編集できる。他のユーザーの活動のフォロー、スレッドのブックマーク、管理者や他のユーザーへの非公開メールの送信などの機能も用意されている。

管理者用ツールの機能も豊富だ。管理者からさまざまな告知ができるし、特定のスレッドを常に上位に掲示しておくこともできる。不適当なコメントを削除したり適当なユーザーをスレッドの管理者に任命する機能もある。スレッドには画像その他、多様なファイルをエンベッドして表示できる。他のZoho製品と同様、Discussionはフリーミアム・モデルだ。つまり、ベーシックな機能の利用は無料だが、フォーラムの数や管理者の数、データの保管容量を増やしたい場合には有料となる。料金は月$25から$75。

Zohoのエバンジェリスト、Raju VegesnaはDiscussionsには2種類の目的があると私に語った。つまり企業に対して顧客との、また企業内でのコミュニケーションのプラットフォームを提供することだ。第2の企業内コミュニケーションの目的に利用される場合は、スレッド等はすべて非公開にできる。

この新製品は従来のZohoの戦略の延長戦上にあって、さらに着実にサービスの幅を広げるものといえるだろう。この点、Salesforce.comの戦略と似ている。ここ2年、ZohoはMicrosoft Sharepoint 携帯GoogleとYahooのIDグループ共有など新たな機能を次々にサポートしてきた。ZohoとしてはユーザーがGoogle Appsや、近く登場するMicrosoftのウェブ・ベースのOffice 2010に流れることを防ぎ、対抗していく必要があるわけだ。この4年間で200万のユーザーを獲得した実績からみて、現在までのZohoの戦略は健全といえるだろう。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01