Google、AdWordsのための市場調査結果を公開

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NASDAQに上場した翌年である2005年の年間を通じて、Googleは、購買意志決定におけるインターネット検索および検索広告の重要性を、さまざまな分野にわたって分析するよう複数の調査会社に依頼した。この調査の一部が ― Googleの収益にとっての同事業の重要性が変わっていないことを考えると、恐らく今も継続していると思われる ― このほどGoogle AdWords商品ページに掲載された。検索の巨人がどんな調査を依頼し、消費者の直接調査等の方法で得られたデータを元に調査会社各社がどんな結論を導き出したのか、その一端でも観察できるのは興味深い。

下に貼った何枚かのスクリーンショットは、購買決定におけるキーワード検索の重要度を、B2Bテクノロジー、物流、旅行、医療、エンターテイメント等を、分野別に評価するために用いられた現在入手可能なGoogleの内部ドキュメントから取ったものだ。ただし、このデータは比較的古く、調査によっては2005年3月に遡るものもある点に注意されたい。それでも、Googleが自社のコアビジネスをどう見ているか、また、AdWordsや関連サービスを上記分野で販売拡充するために、調査会社が選り分けたデータをどう使っていたのかを見られるのは魅力だ。

最初のグラフは、Googleの社内プレゼンテーションのスクリーンショットで、Global Market InsiteおよびMedia Screenが集めた調査データが掲載されている。調査会社では、インターネットプロバイダーの契約および情報収集にウェブを利用した消費者300名を対象に、ウェブベースでインタビューを実施した。このケースでは、回答者がプロバイダーの情報収集をネットで行う際に、最初からポータルや小売サイトを訪れることが稀であることが示されている。64%がまず検索エンジンに行っているが、これは直接プロバイダーのサイトを訪れたと答えた人の2倍だ。

2番目のグラフでは、回答者の70%以上が、商品の検索に他の検索エンジンよりもGoogleを好んで使うと答えていることがわかる。

美容分野では、回答者がウェブで美容用品を購入する際、参考情報ソースとして何を重要視したかというデータが注目に値する。上位には、印刷メディア(49%)とテレビ(46%)が入り、検索エンジンと店頭のPOS端末画面(いずれも43%)が僅差で続いている。検索結果のスポンサーリンクの順位は驚くほど低く、スキンケアや香料製品等を買う際の重要な情報源だと答えた回答者は12%にすぎない。

Googleは、〈なぜ〉検索エンジンを使うのかも調べていて、ここでは、ウェブで健康関連の情報を見る人たちが対象だ。結果はどの検索エンジンでもあまり変わらないのだろうが、私が注目したのは ― テーマが健康であることを考えると ― 、この人たちが検索エンジンを使う理由は、決して情報が信用できるからでも、客観的だと思っているからでもないということだ。

下に、B2Bテクノロジー、エンターテイメント、旅行の各分野に関する調査の報告書全文を貼っておいた。


The Role of Search in the Business Technology Purchase Process


Use of Online for Entertainment Products & Information


Use of Online for Travel Information and Purchasing

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)