Friendster、ソーシャルネットワーク特許軍備を拡充

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全世界に1900万人のユニークユーザー(Comscore、2009年8月)を持つFriendsterは、もはや米国ナンバーワンのソーシャルネットワークではないが、後発のMySpaceやFacebookのために道を築き情げてきたことに間違いはない。そして今同社は、今後攻守どちらにも使える道具となり得る知的財産、「特許」を集めているようだ。

Friendsterは2006~2009年の間に、ソーシャルネットワーク関連の特許を4件公告している。近々、5番目が公告される。特許No.7,478,078、名称は「ソーシャルネットワークデータベースに格納された関係情報を第3者データベースと共有するための方式」。最初に出願されたのは2004年6月14日だ。

同特許には、ユーザー間の関係に基づいてユーザーとアプリケーションの間で情報を共有する方法などが記載されている。現在殆どのソーシャルネットワークは、まさしくこれを行っており、特許に抵触する可能性がある。

オンラインソーシャルネットワークから関係情報を取得する手段を持つことにより、オンラインサービス運営者は、顧客間の関係に基づいたサービスを提供することが可能になる。例えば、メンバーディレクトリーを提供しているサービスでは、メンバー毎にそのメンバー情報を誰がアクセスできるか、誰がそのメンバーと連絡を取れるかを、そのメンバーと要求元メンバーとの関係に基づいて制限できるようになる。また、オンラインサービス提供者は、本発明の方式を用いて、オンライン環境下に維持された個人情報のアクセス権を制御することが可能になる。さらに、現行のデータベース運用者は、ソーシャルネットワーク内で密な関係にある人々が、共通の興味、目標、生活様式等を持つという前提に基づき、特定の情報(例:広告)をより適切に、その情報に関心を持つ個人に向けて設定することが可能になる。

この特許が、Friendsterの既存の特許4件に加わる。以下は同社が提供する情報からの引用。

  • 2006年7月、Friendsterは、オンラインソーシャルネットワーク環境下での、人々の繋がり方を記載した最初の米国特許を付与された。名称は、「ソーシャルネットワーク内における関係に基づき、オンラインコンピューターシステム内のユーザーを結び付けるための装置」(米国特許No. 7,069,308)。
  • Friendsterは、2006年10月に、テキスト、ビデオ、写真およびその他のコンテンツによってユーザーのプロフィールの質を高める手法を記載した米国特許を付与された。名称「ソーシャルネットワークでコンテンツのアップロードを促す方法」(米国特許No.7,117,254)。
  • 2007年3月、Friendsterは同社の特許資産に新たに一件を加えた。名称、「オンラインソーシャルネットワークにおけるコネクションを管理するシステムおよび方式」(米国特許No.7,188,153)。これは、ソーシャルネットワークにおけるコネクションを管理し、同ソーシャルネットワークのメンバーが、自身のコネクションの整理、順位付け、分類や、同ソーシャルネットワークの他のメンバーのプロフィールの検索、閲覧を通じて、友人の追加または自身のネットワークのパーソナライズを行えるようにするための技術を記載したものである。
  • 2008年12月、Friendsterは、4番目の特許である「ソーシャルネットワークユーザーの適合性採点法」を付与された(米国特許No.7,451,161)。これは、あるソーシャルネットワーク内のユーザー間で、表現された関心度に基づいて適合度をを計算するために用いる独自の方式を記載したものである。

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(翻訳:Nob Takahashi)