Twitterの「リスト」機能と連携し、「リスト」関連のハブを目指すTwillist

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Twitterが人気を集めるにつれ、多くのユーザを効率的に管理するための方法が模索され、多くのサードパーティープロダクトが登場することとなった。デスクトップクライアントにはTweetDeckSeesmicがあり、いずれも独自のグループ機能を実装している。ウェブインタフェースを提供するWeFollowもまた、同様の機能を提供している。さらにTweepMLにいたっては、Twitterでグループを管理共有するためのオープン標準までをも作り上げている。そしてこの度、この分野にTwillistというサービスが加わった。非常に簡単に独自のTwitter利用者リストを作成することができる。

言うまでもないことだが、1週間少々前にTwitterは、Twitter本体にて「リスト」機能のサポートを開始する旨アナウンスしている。現在のところはまだ一部利用者に公開してテスト中ではあるが、Twillistはこのような状況の中、どのような生き残り戦略を持っているのだろうか。

創立者のMichael Broukhim(Totspotの共同創立者でもある)によると、TwillistはTwitterがAPIも提供することを決定している新たな「リスト」機能と密に連携していくつもりのようだ。Twitterの機能を取り込み、「リスト」の作成および検索におけるデファクトとしての地位獲得を狙っているとのことだ。Twitter本家の機能に追加するのは、特定のリスト内で最も人気を集めている共有リンクはどれかを確認する機能や、リストをブログに貼り付けられるようにする機能、リストを知人と共同で作成する機能、また、いろいろなリストに最も多く登場するTwitterユーザを検索する機能などだ。なるほど、これらの機能はいずれも便利なものではあるだろう。多くの人にTwillistのサービスを知って貰えさえすればうまくいくかもしれない。

Twillistの使い方は簡単で、Twitter本体におけるウェブインタフェースの代替としても利用することができる。ページのトップにはボックスがあって、ここに新たな呟きを入力してメッセージを送信することができる。そしてこのページにはもちろん、作成したリスト全てが表示されるメニューも表示されている。リストをクリックした際に表示されるページも、通常のTwitterフィードを表示するページと同様のものだ。ただしもちろんここに表示されるメッセージは、リストに含まれている利用者からのもののみに限定されている。リストの作成方法も非常に簡単だ。ただリストのタイトルと、そのリストに入れたい利用者名を登録するだけで良い(リストには後にユーザを追加することもできる)。ひとつ残念なのはオートコンプリートの機能がないことだ。リストに利用者を追加する際には、スペルミス等のないように、慎重に入力する必要がある。

このように見てみると、Twillistは使い勝手の面でも、ユーザインタフェースの面でも、またリストの操作に特化する利用方法についても、うまくまとめているように思える。但し問題点がないではない。すなわち、先にも触れたようにグループないしリストを扱うサービスは他にも存在する。また、Twitter本体がリストをサポートすることで、ここに機能を追加しようとするリスト関連のサービスが、数多く登場してくることになるだろう。また、これらリスト関連サービスは、Twitter本体がリスト関連のハブを目指すことはないと前提しているようだが、これは少々楽観的な見通しかもしれない。ただ、現時点で言うならば、Twillistの提供する機能は、Twitter上でリストを作成したり利用したりするのに便利なものだ。Twitter自体がリスト機能を一般向けに実装したとき、どのような動きを見せるのか、注目に値する。

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(翻訳:Maeda, H)