Google Book Storeは、お近くのブラウザーで近日開店

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Googleは本日(米国時間10/15)フランクフルトで行われたブックフェアで、近日開店予定のデジタルブックストアに関する詳細を明らかにした。同社は、Google Editionsと呼ばれるダウンロード用電子ブックを、ブラウザーの動作するあらゆるデバイス向けに販売する計画だ。

現在 Google Booksでは、見つけた本を、他のオンライン書店で購入できるようになっている。しかし、Google Editionsは、間もなく開店するGoogle自身のオンラインストアが直接販売する。出版社と契約を結んだ40万~60万冊の書籍が提供される予定で、出版社は売上をGoogleと分配する(Google直販の場合は約63%、アフィリエート小売店経由の場合は45%で、残りをAdSenseモデルと同じく小売店とGoogleで折半する)。

[Amazon CEOの]Jeff BezosがGoogleの書籍デジタル化に関する調停を阻止しようとするのも当然だ。Googleは、BezosがAmazon専用のKindle端末でデジタル書籍業界を牛耳ろうとする手を緩めさせたいのだ。同時にGoogleは、この書籍デジタル化調停を縮小して大量の「みなし子」作品を利用するべく、戦いを受けて立ち、さらに他の分野にも力を入れている。

GoogleはすでにSONYと提携して、100万冊以上の著作権切れ書籍のダウンロードと印刷を可能にしている。これらの本は、すべてオープンのePubフォーマットで提供されている。Google EditionsもePub形式になるのが道理だが、通常のブラウザーをブックリーダーにするためには、Google Gearsのようなオフライン機能を持つツールが必要になる。

もしGoogleが、あらゆるブラウザーをデジタルブックリーダーに変えることができて、〈かつ〉AmazonがKindle用に提供しているのと同等の品揃えが可能になれば、Kindleを買う理由が一つ減ることになる。だが仮に私が、Kindleとブラウザーのどちらが最終的にこの戦いに勝つのか選べと言われたら、ブラウザーと答えざるを得ない。

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(翻訳:Nob Takahashi)