専用チャットルームを数秒で作ってくれるTinychatの素晴らしいP2P技術, Skypeも欲しがりそう

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Tinychatは単純なIRCふうのチャットルームアプリケーションとしてスタートし、Twitterのようなプラットホームの上で簡単迅速にチャットを設営するために利用される、という使われ方をねらったが、その後徐々に、ブラウザ上の安心して使えるコミュニケーションプラットホームへと成長して、大企業やベンチャー資本に支えられたスタートアップが作るツールと肩を並べるまでになった。

5月に、ビデオチャットや画面共有化などのオプションを加えたTinychatは、最近そのP2P技術を利用してサービスの強化を図り(p2p.tinychat.comを見よ)、埋め込み機能を新たに加えた。これにより、自分のWebサイトを持っている者なら誰でも、少々のコードを埋め込み、少々の変数をいじるだけで、堅牢で100%ピアツーピア方式のビデオチャットを自分のサイト上に実装できる(おいSkype、聞いてるかい?)。

さらに今日(米国時間10/16)Tinychatは、デザインをすっきりさせ、新たなコントロールを加えることによって、より魅力的なサービスになった。また、Tinychatの登録ユーザにならなくても、FacebookやTwitterのアカウントからフレンドたちとのチャットを開始できるようになった。ほかの人たちのチャットルームに飛び入りすることもできる。テキスト、ビデオ、オーディオ(音声)のどれを使ってもいいし、これらを組み合わせてもよい。

とにかくこのサービスは、技術的にすごいものである。Skypeがインターネット電話のためのP2Pなら、TinychatはWebのためのSkypeであると言ってもほめすぎではない(ただしSkypeも同様のサービスをいずれ始めると思うが)。これほど技術的に高度なチャット提供サービスは、私の知るかぎり過去にはなかった。TinychatのWebサイトへ行って、自分がこれから作るチャットルームの名前を入力するだけで、まさにそれだけで、自分専用のチャットルームができてしまうのだ。もちろんその上で、良質なビデオやオーディオも使える。デスクトップのビューを共有できるし、もうすぐファイル共有の機能も加わる。

決してえこひいきをしているわけではない。下のグラフはCompeteのトラフィックデータ だが、同様のアプリケーションを$14M(1400万ドル)のVC資金で開発したTokBoxとTinychat.comを比較している。Alexaのデータで見ると、この独創的なブートストラップ(bootstrap, 外部投資なしで自力積み上げ型のスタートアップ) の最近の成長率はもっと大きい

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))