Droid登場―Verizon、Motorola、Google連合軍のAndroid携帯がiPhoneに挑戦状

次の記事

プロのブロガーの最大の成功要因は何だろう?–Technorati CEOの講演より

ここ数週間、われわれの周囲はMotorolaの新携帯の噂でもちきりだ。10月末から11月上旬にかけてリリースされるというこの新機種のスペックは、強力なOMAP3430チップに5Mピクセルのカメラ、スライド式QWERTYキーボード、タッチスクリーンを備えるという魅力的なもの。これが非常にコンパクトな筺体に収められ、Android 2.0で駆動される。名称については、SholesだとかTaoだとかいう記事が書かれていたが、今夜(米国時間10/17)、Verizonがこれ以上ないほどはっきりと発表した。Droidだ。Verizonはこの機種をはっきりとiPhoneへの挑戦者として位置付けるコマーシャル・ビデオを専用ウェブサイト、DroidDoes.comで公開した。Verizon自身はDroidについてあまり情報を明かしていない。しかし、このビデオでバックグラウンドでアプリを作動させることができない、App Storeが閉鎖的である、などiPhoneの主要な弱点をすべて指摘している。

ビデオはAppleお得意の白地に黒い文字がシンプルに表示されるデザインを真似たスタイルでiPhoneができないことを列挙している。 iDon’t run simultaneous apps.〔iPhoneはバックグラウンドでアプリを作動させることができません〕―こうした指摘が繰り返された後、「Droidはできます」と表示され、ビデオ録画機能、バックグラウンドでのアプリの作動、Android2.0のサポートなどDroidの特長が披露される。物理的キーボードの装備はユーザーによって好みの分かれるところだろう。しかし他のDroidの特長はいずれも有用なものだ。しかもDroidはVerizonが「アメリカ最高の携帯ネットワーク(The Network)」と主張する信頼性の高い携帯無線網が利用できる。

Droidはまだ正式に発表されておらず、リリースの予定日もまだはっきりしない。(噂では10月 31日の深夜12時だという)。いずれにせよ、Droidを短時間テストする機会があった人々は皆、大いに感心させられたと語っている。(1人は「まったく素晴らしい」と言っている)。Androidが製品としていかに優れていようと、iPhoneがすでに構築した巨大なデベロッパー・コミュニティーを考えれば、Droidを「iPhoneキラー」と呼ぶのは時期尚早だ。しかし、iPhoneからDroidに乗り換えるユーザーが出ても不思議はない。DroidがiPhoneなみに洗練されたデバイスであるなら、途切れがちなAT&Tの携帯網ではなく、はるかに品質の高いVerizonのネットワークが利用できるメリットが光ることになる。

ただし、いかにVerizonからの挑戦を受けようと、AppleがVerizon向けに対してiPhoneを開放することは当分あるまい。

コメント欄で Christopher Daggettは秒読みカウンターを解読してDroidのリリース時刻を東部標準時間10/30/09 at 1:00AMと推定した。

〔日本版注:Michael Arringtonもこの後の記事で「Droidは今まで市場に出たどの携帯よりもiPhoneに脅威を与える存在になりそうだ」と予測している。〕

Video via BGR’s Twitter feed.



[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01