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Advertise.comの2009年収益見込みは$25M、法廷文書で明らかに

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America Online(AOL)のAdvertise.comに対する、AOL傘化Advertising.com商標侵害および不当競争に関する訴訟が元で、意外な情報が浮かび上がった。(一方がAdvertise.comで、もう一方がAdvertising.com。そう、私も混乱した)。

先週バージニア州東部連邦地方裁判所が下した仮命令で、Advertise.com社がこの
訴訟をカリフォルニア州に移管したいという要望が認められた。同州にはAdvertise.com社の本社があり、AOLも複数の事業所を持っている。

われわれが法廷文書を入手したところ(下に貼ってある)、これまで非公開だったAdvertise.comの、現行および見込みの収益データがたまたま明らかになった。

どちらの申し立て聴聞会の口述記録も興味深い。それはこの中で、ABCSearchが2009年4月にブランド変更したAdvertise.comが、デジタルマーケティング用プラットホームおよびオンライン広告ネットワークで上げた収益が明かされているからだ。

9月18日の第一回聴聞で、Advertise.comの代理人に対して、法廷が依頼人の事業規模を尋ねる場面が記録されている。

裁判長:弁護人の依頼人について私はよく知りません。規模はどのくらいですか。

弁護人:裁判長殿、同社の今年の収益見込みは、約$25M(2500万ドル)です。

裁判長:なるほど、そうするとAOLと比較すると、ちょっとダビデとゴリアテのようですが、家族経営の店というわけでもありませんね。

弁護人:その通りです。

10月9日の別の聴聞でも、Advertise.comがバージニア州における19ヵ月間の事業活動によって、総額$44,000の収益を上げたことが明かされた。

外野から見ると、Advertise.comにとって小さな勝利のように思えるが、AOLと比べてこのスタートアップが保有する資力の小ささを考えれば、訴訟のために国の反対側へ出掛けて行かずに済むことは、出張費用やその他の不便に関してだけでも、有難いに違いない。そもそもAmerica Onlineが、この裁判をバージニア州で行おうとした理由は、同州がロケット裁判と呼ばれ、短縮された時程で厳格に期日を守る地区であり、他の多くの地区よりも早く裁判結果が出ると言われているからだ。

なお、われわれがAdvertise.comと接触して、$25M(2500万ドル)の収益見込みについて再確認したところ、同社の社外広報代理人であるPan CommunicationsのAnn Shannonは、「あの数字は正確ではない」と答えただけで、それ以上語らなかったことを書いておくべきだろう。つまり、Advertise.comの弁護士が重要な事実に関して出鱈目を言って法廷を欺いた結果、裁判が有利な場所に移管されたのか、あるいは、Advertise.comの広報担当が出鱈目を言っているかのどちらかである。


DOCSEN-_185807-v1-Transcript_of_9_18_Motion_to_Enjoin_hearing


2009-10-09 Transcript re Defendant’s Motion to Dismiss or Transfer Venue

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)