未来のWebはユーザの直接支払いで成り立つ–FacebookソーシャルゲームのZynga CEOが実績を踏まえて豪語

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Web 2.0サミット:Twitter CEO、「おすすめのユーザー」廃止を明言

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今日(米国時間10/20)サンフランシスコで行われたWeb 2.0 Summitで、ZyngaのCEO Mark Pincusがステージに立ち、ソーシャルゲーミング(social gaming, ソーシャルな要素のあるゲームサービス)について語った。

Pincusは冒頭で、Facebookが2007年にプラットホームを公開したことを称賛した。それによって、Zyngaのような企業が続々登場したのだ。彼らにも紆余曲折があった。Zyngaの場合は、2007年7月に出した最初のゲームが、Facebook上のソーシャルなポーカーだけというささやかなものだったが、昨日(米国時間10/19)現在で全ゲーム合わせての一日のアクティブユーザ数が5000万に達している。

Pincusは、Web 3.0はアプリケーションの経済(App Economy)がメインになると考えている。Web上で人びとがさまざまなアプリケーションを使って、いろんなものを共有する。そしてその背後には、直接の支払いやソーシャルなグッズの販売による売り上げが生ずる。

一日5000万のユーザのうち、2000万がZyngaの人気トップのゲームFarmvilleで遊んでいる。このゲームは、なんと、その名のとおり、農業に関するゲームだ。ステージのPincusは、このゲームからの売り上げはわずか2週間で83万ドルに達したこともあると述べた。その多くは、ある種類のポテトの種(たね)の売り上げだった…もちろん仮想グッズだ。同社はその半分をハイチの子どもたちに寄付したが、それは500人が1年間食べていける金額だそうだ。

最近のいろんな報道によると、Zyngaの年商はすでに9桁台に達しているらしい。その多くが、各種の仮想グッズの売り上げだ。

以下は、彼の発言の手短な要約だ:

  • ソーシャルゲーミングは2007年の5月、FacebookがAPIを公開したときに始まった。
  • すでにユーザ数は1億に達しているが、まだそれに見合う社会的評価認識を得ていない。
  • 弊社の最初のゲームは2007年7月のソーシャルポーカーゲームだ。
  • 昨日の段階でZyngaの全ゲームのアクティブユーザは5000万。
  • Web 1.0はWebとリンクの発見。
  • Web 2.0はGoogle(検索とAdSense)。
  • Web 3はアプリケーションの経済。
  • この世界の通貨は、ユーザが何を話し、何を好きかということ。すなわち“ソーシャルなパンくず(social breadcrumbs)”…ユーザがそこらにまき散らすもの…だ。
  • Web 3の収益化は、ユーザからの直接の支払い。すばらしい時代だ。
  • Farmvilleだけでアクティブユーザは2000万いる。
  • 80万台の仮想耕耘機(トラクター)が売れた。
  • ユーザはアプリケーションを使いながらサービスを見つける。
  • ユーザは今後ますます「もの」に対して金を払う。それは今すでに60億ドルの経済に成長している。y
  • ソーシャルな地下配管工事–ポータル(複数形)をホストする–全アプリケーションのソーシャル化へ。
  • Facebookがやってることがまさに配管工事…なにか(どこか)となにか(どこか)を結びつけて情報の流れを作り出すサービス…だ。Facebookは大きなポータルだ。
  • それはFacebookで終わるのではなく、Facebookは始まりにすぎない。
  • 今後はいろんな形のソーシャルな配管やポータルが登場する。
  • 将来のAmazonは、共有するフレンドたち…たとえばソーシャルなリビューページなど…からユーザを獲得する。Googleの広告クリックからではない。
  • ソーシャルな仮想グッズを売れ。
  • Farmville特製のサツマイモの仮想種子は2週間で83万ドル売れた。 – その半分はハイチの学童たちに寄付された。
  • その金額でハイチの500名の学童が1年間食べられる。

〔参考記事: Ningが各ユーザのSNSに仮想ギフトショップを付加。〕

[原文へ]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))