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Google創始者ブリンが、ユダヤ移民支援団体に$1Mを寄付

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Googleの共同ファウンダー、Sergey Brinが、ユダヤ移民支援協会 (HIAS)に$1M(100万ドル)を寄付した。同協会は、Brin一家が旧ソビエト連邦のユダヤ人差別を逃がれ、30年前に米国に移住する際に重要な役割を担った。

New York Timesは今週末、この寄付に関するBrinのインタビュー記事を掲載し、記事中Sergeyの母で科学者のEugenia Brinが、同協会の理事を務めていることも明かした。

インタビューの中でSergey Brinは、NY Timesの推定によるBrinの個人資産が$16Bであることを踏まえれば、$1Mという寄付金額は比較的少ないことを認めたうえで、妻のAnne Wojcickiと共に、「今後さらに」慈善活動に力を入れていくと語った。Brin家は、これまでに$30M(3000万ドル)以上を慈善事業に寄付しており、パーキンソン氏病に関わる団体には特に力を入れている。

またBrinは、Microsoftのファウンダー兼会長、Bill Gatesを例に、こう語っている。

Brin氏は、MicrosoftのBill Gates会長が十分な金額を寄付しないことを批判されていたが、今では世界をリードする慈善家であることを指摘した。「誰もが彼を批判していた頃、Gates氏は自身の基金のために巨額の資金を生み出していました。そして後に慈善活動に本腰を入れてからの彼の活動はすばらしいものです」と同氏は語った、「私は、この前例から学び取りたいと思っています」。

Brinのソ連での生い立ちについてご存じない方のために。Sergeyは、1973年にモスクワで生まれ、6歳の時、パリで数ヵ月間過ごした後米国に移住した。それは彼の両親が、祖国での反ユダヤ感情のために専門職の道が閉ざされていると気付いた時だった。ユダヤ移民支援協会は、Brin一家の移民手続きを手助けし、ビザの申請や経済面まで支援したと言われている。

ことわざの通り、「因果は巡る」。

HIASのCEO Gideon Aronoffは、この寄付金を同協会のIT化の促進、移民政策の擁護支援などに役立てるつもりであると言っている。

(写真はSergey Brinがまだ8歳の時。協力:NY Times。Web 2.0 SummitでのBrinのサプライズ登場のビデオもご覧あれ)

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(翻訳:Nob Takahashi)