クラウドでマルチメディア・アプリが簡単に作れる―AdobeとSalesforce、Flashアプリ制作で提携

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Salesforce.comの主力製品は言うまでもなくSaaSソフトウェアだが、 同社はTwitterBox.netなど他の先端テクノロジーにも常に対応してユーザーに多様で魅力あるオプションを提供してきた。今日(米国時間10/26)、同社はAdobeと提携して、Salesforceのエンタープライズ・アプリ制作のプラットフォーム、Force.comからAdobe Flash Builderをリリースした。

この新製品を利用すると、デベロッパーや企業内のIT部門はクラウド・ベースの対話的マルチメディア・アプリをForce.com上で容易に制作することができる。 Adobe Flash Builderは従来のSalesforceプラットフォーム上のCRM〔顧客関係管理〕アプリやその他のカスタム・アプリにマルチメディア機能を付加して拡張することができる。もちろん、まったく新しいアプリケーションを開発することも可能だ。

このFlash Builderで作成されるクラウド・アプリはAdobeのFlash Playerでブラウザから利用することもできるし、Adobe AIRでデスクトップからも利用できる。

Flash Builderはドラグ&ドロップのような対話的UIを簡単に実現できる。さらにデベロッパーはグラフやダッシュボードなど多様な形式でデータの視覚化し、経営情報を分かりやすく提供することが可能だ。このビルダーはAdobe LiveCycleデータ・サービスと統合されると、クラウドのForce.comのデータベースのデータと、Adobe AIRを通じてローカルに保存されたデータとの自動同期を実現する。デベロッパーはブラウザ・アプリとデスクトップ・アプリを簡単に連携させることができる。Adobe Flash Builderで制作されたアプリのスクリーンショットを下に掲載した。

Salesforceは最近Force.com Sitesというアプリを発表し、Force.comプラットフォームをバージョンアップした。企業はこれによってSalesforce.comプラットフォームで作られたアプリを企業内で利用するだけでなく、ウェブを通じて一般ユーザーにも公開することができるようになった。今回のSalesforceとの提携はAdobeにとっては大きな成果だろう。MicrosoftのSilverlightとの競争に大いに助けになるにちがいない。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01