TwitterとY Combinatorが提携してスタートアップたちにストリームへの優先アクセスを提供

次の記事

Google Voiceがケータイ上のボイスメールも扱えるようになった

Screen shot 2009-10-26 at 2.32.03 PM

先週末、Twitterの協同ファウンダEvan WilliamsBiz StoneStartup Schoolで講演をした。彼らは講演の開始前にY CombinatorPaul Grahamと話し合って、すばらしいアイデアを実現させた。それは、Y Combinatorの傘下でTwitter関連の開発をしているスタートアップは、“つぶやき”のストリームに優先的にアクセスでき、またTwitterの開発チームにもアクセスできる、という特別待遇だ。

このアイデアが有効に利用されるように、GrahamはYC Winter 2010(2010年冬季投資対象選別)の申し込み締め切りを2日延ばし、そのために新しいRequests For Startups(RFS)を2通発行した。RFSはYCが最近導入したやり方で、スタートアップに作ってほしいもの/挑戦してほしいものの概要を文書化したものだ。新しいRFSのうちの一つは、言うまでもなく、Twitterをベースに何かを作れという指示だ(もう一つは後述)。それは、こんな記述だ:

RFS 3: Twitterをベースに構築するもの

Twitterは、新しいプロトコルだから重要だ。基本的にそれは、送信者が受信者を指定しないメッセージングプロトコルだ。それは実は、発明というよりはむしろ発見であり、プロトコルの周期表には空欄がまだたくさんあり、その空欄の一つをこれまで誰も填(う)めようとしなかったのだ。

成功する新プロトコルは稀だ。今日広く使われているプロトコルは5本の指で十分に数えることが出来る: TCP/IP(インターネット)、SMTP(メール)、HTTP(Web)などなど。だから、新しいプロトコルはどんなものでも大きな可能性を秘めている。それらのプロトコルのひとつひとつが、多くの成功企業を生み出している。Twitterもそうだろう。

われわれY Combinatorは、そういう企業に投資したい。またTwitterの人たちも、Twitterをベースとしていろんなものが築かれることを期待している。そこでYCとTwitterは共同で一つのプランを編み出した: TwitterをベースとするスタートアップでYCが投資する者は誰でも、TwitterのストリームとTwitter社の人びとに優先アクセスが与えられる

Twitterは、YCのスタートアップたちに認めるアクセスのタイプをまだ明らかにしていないが(いくつかのレベルがあってそれぞれ可利用量が異なる)、たぶんそれは、Twitterが指定したサードパーティデベロッパに対して認めているものと同じになるだろう。

とくに重要なのが、Twitterのチームへのアクセスだ。Twitterは今、List、Retweet、Geolocationなど新しい機能を手がけていて、それらのためのAPIも展開しようとしている。これらについてTwitterのチームと直接話し合えることは、Twitterベースのグレートなツールを作ろうとしているYCのスタートアップにとって、非常に助かるだろう。

また同時に、Twitterの連中もYCのえり抜きのスタートアップたちから、自分たちのプラットホームの将来に役立つ、おもしろいアイデアを得ることができるだろう。

Y CombinatorはTwitterのRFSのほかに、ライブビデオのRFSも発表している。こちらは、Justin.TVとの、やはり(Twitterの場合と)同様の提携の結果だ。このRFSに取り組むYCのスタートアップたちは、Justin.TVのストリームへの良質なアクセスと、同社のファウンダや技術者たちへのアクセスを享受できる。

YCの2010年冬季の締め切りは、10月28日太平洋時間午後10時だ。

[写真: flickr/JChetan]

[原文へ]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))