待ってました!アプリに位置対応機能を簡単に持たせられる汎用フレームワークをSimpleGeoが提供

次の記事

消費者の視点で選んだベスト9(ナイン)のスマートフォン–クリスマスの買い物はこれでキマリ

本誌は5月の記事で、Crash Corpという会社について書いた。それはDiggで長らくチーフアーキテクトだったJoe Stumpと、Social ThingのファウンダMatt Galliganがこれから作る会社で、仮想現実のゲームを作る予定だった。しかし、その後の6か月で方向は大きく変わった。彼らは社名をSimpleGeoに変え、最初の構想とはまったく違う、ずっと意欲的なものを作っている。それは、今後あちこちで作られるいろんなアプリケーションを容易に“位置対応型アプリケーション”にできるための、開発インフラだ。

本誌がこの会社に関心を持ったのは、AOLの元チーフライフストリーマ*(chief life streamer)David Liuが同社に投資をしたと聞いたときだ。StumpとGalliganはまだ会社について何も話さないが(彼らは来月Under The Radarで立ち上げるらしいので)、Under The Radarのプレゼンター名簿から若干の情報を入手することができた。〔*: ライフストリームとは、Twitter的な日常的リアルタイムストリームのこと。〕

SimpleGeoはそのまますぐ使える位置インフラだ。現在は3つの製品があり、それらは、地理空間のためのコンテキストエンジン(Context Engine)、ストレージエンジン(Storage Engine)、そして完全なSDKだ。SimpleGeoのContext Engineによりアプリケーションのデベロッパは、ZIPコード、リアルタイムの天候、地理的タグの付いたメデイアなど、位置関連の適切な情報を素早く簡単に入手できる。またSimpleGeoのStorage Engineにより、位置データをスケーラブルなやり方で保存しクェリでき、複雑な地理空間的操作を容易に実行できる。

会社の所在: コロラド州ボウルダー

どうやらSimpleGeoは、“位置のためのAWS”になりたいらしい。しかもそれは、とても賢明な動きだ。GPS機能のあるモバイルデバイスが今後ますます増え、しかもインターネット接続は高速化するから、位置対応のサービスやアプリケーションは爆発的に増える。そしてこういう開発インフラがあれば、これからのスタートアップたちは自分のアプリケーションの位置対応部分を自力でゼロからプログラミング(車輪の再発明)しなくてすむ。この会社は、今後もずっと注視していきたいね。

[原文へ]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))