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複数のゲーム間の「総合両替所」を目指すBodega–難しい課題だが頑張ってほしい

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最近は仮想通貨を使うゲームが増えているが、それで困っているユーザも多い。特定のゲームの通貨がたくさんたまっても、そのゲームの外ではまったく使い道がない。もちろんゲームの中では最新の武器やアイテムを買えるが、そういう仮想アイテムも、古くなるといったんそのゲームの仮想通貨に換金して新しい武器などを買いたくなる。この、仮想通貨の外部互換性と、アイテムの換金という、二つの、ゲーマーにとっての大問題をBodegaが解決してくれる。ここではユーザが仮想グッズの交換をしたり、異なるゲーム間や、あるいは異なるソーシャルネットワーク間でさえ、通貨の相互交換ができる。

ユーザはBodegaで仮想グッズのオークションをして、Bodegaの通貨’Bodega Bill’を手に入れる。オークションに出す仮想グッズには、最低価格による‘即売’を指定することもできる。仮想グッズを買いたい人は、Bodega Billsを、アンケートに答える、自分のクレジットカードで買う、あるいは自分の仮想グッズを売る、などの方法で入手する。友人を誘ったり、アイテムを売りに出すなどのアクションによっても、Bodega Billsを入手できる。

もちろん、ユーザが個々のゲームの中からこんな取引をすることは不可能だ(ゲーム間トランザクションの標準規格なんてないから)。そこでBodegaは買い手のBodega Billsをいったんエスクローに預け、仮想グッズを受け取ったという確認をもらったときに売り手に渡す。この方式でBodegaは複数のソーシャルネットワークやプラットホーム間の相互互換性を実現するが(今はFacebookのみだが今後MySpace、Bebo、それにiPhoneを加える予定)、しかしまだ理想的なやり方とは言えない。CEOのMark Sendoによれば、同社は目下、複数の大手ゲームサイトと交渉して、BodegaのAPIを各ゲームそのものに組み込んでもらうよう努力中だ。それが実現すれば、上のような面倒なトランザクションは要らなくなる。でも、実現にはかなり時間がかかりそうだけどね。

ユーザが手に入れたBodega Billsは、それでほかの仮想グッズを買ったり、ほかのゲームやソーシャルネットワークのポイントと交換してもいいし、また、現金化もできる。大量の仮想通貨を抱えているゲーマーにとっては、この現金化が最大の魅力だろう。Sendoによれば、現金化…本物の通貨への換金率…は、このBodegaという市場におけるユーザの意思や行動が決める(例:「xyzゲームの通貨100goldと交換できる35Bodega Billsを現金10ドルで買いたい」)。換金率が高ければ、Bodegaの人気は急速に高まるだろう。

仮想通貨の市場はつねに、詐欺などの横行するアブナイ場所だ(だからeBayはそれを禁じている)。でも、自分の仮想グッズを売りたい人が大勢いることは否定できない。今Bodegaが挑戦しているのは急峻な上り坂だとぼくは思うが、今後、車の車軸のように、ゲーム界の中心に位置する安全な総合マーケットに成長すれば、相当儲かるだろうね。

BodegaはurTurnの灰から生まれた不死鳥だ。後者は昨年本誌が紹介したスタートアップで、Facebook上のアクションに対して賞を与えるというサービスだった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))